「焦熱」の意味と読み方とは?ヒントは「熱い」

焦熱って、なんと読むのかな??

「焦熱」はね、「しょうねつ」と読むんだよ。
焦熱の意味
1 焦げつくように熱いこと。また、その熱さ。「—の砂漠」
2 「焦熱地獄」の略。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
焦熱はここに注意
「焦」の部首に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「焦熱」の意味は、焦げつくように熱いことなんだね。

焦熱地獄とは・・・?

八大地獄というものがあって、そのうちの1つみたい。
「焦熱」の「焦」は他に「焦げる・焦る・焦く・焦らす」とも読みますよね。意味は、
となっています。焦がすという意味の他に、焦るという意味もあるのが分かりました。
「熱」は他に「熱い・熱る・熱る・ほとぼり」とも読みます。意味は、
- 温度が高い。あつい。「熱気」など
- 温度を高める力。「加熱」など
- 体のあつさ。「平熱」など
- 夢中になる。「熱烈」など
- 熱病。「猩紅熱」など
となっています。熱を持っていますね。
焦げてしまいそうなくらい、温度が高いイメージで「焦熱」と覚えておきましょう!🥵
「焦」は「隹」の下に、部首である「れっか」が書かれています。
「隹」というのは、尾の短い鳥のこと。
そして「れっか」は火をあらわしています。
火の上に鳥・・・、この鳥が火であぶられてしまい、焦げるイメージで「焦」を覚えましょう!🐦
「熱」は部首である「れっか」に、「埶」となっています。
部首の「れっか」は、火や熱の性質や火を使った動作などに関する字に主に使われますね。
「埶」は植える、勢いなどの意味があるそうです。
人が燃えるものを持っているようで、熱いを意味して「熱」が成り立ったそうですよ。🔥

とても熱いみたい・・・。

この言葉、どう使う?
- ここはまるで、焦熱の砂漠だ。
- 持ち込んだ水が湯のようになるほど、焦熱の空間だった。
- こんな焦熱地獄のような部屋に、いつまでも居られるか。
「焦熱」の類語
とても熱い、という意味の言葉が似ていますね。
- 灼熱・・・焼けつくように熱いこと。金属などを焼いて熱くすること。物事の程度が最高潮であること。
「焦熱」の熟語・ことわざ・慣用句
- 焦熱地獄・・・この世で悪いことをして亡くなった者が、猛火の責め苦を受ける地獄のこと。また、そのような責め苦を受けること。

そんなところには、行きたくないな・・・。

焼き鳥になっちゃいそう。
まとめ
「焦熱」は、焦げつくように熱いことなんですね。
焦げてしまいそうなくらい、温度が高いイメージで覚えておきましょう!🥵
「焦」の下にある「隹」というのは、尾の短い鳥のこと。
そして部首の「れっか」は火をあらわしています。
そこから、火の上の鳥が火であぶられてしまい、焦げるイメージで「焦」を。
「熱」は部首の「れっか」に、「埶」です。
部首の「れっか」は、火を使った動作などに関する字に主に使われますね。
「埶」は植える、勢いなどの意味を持つとのこと。
人が燃えるものを持っているようで、熱いを意味して成り立ったそうですよ。🔥