「水鶏」の意味と読み方とは?ヒントは「鳥」

水鶏って、なんと読むのかな??

「水鶏」はね、「くいな」とも読むんだよ。
水鶏の意味
1 クイナ科の鳥。全長29センチくらいで尾は短い。背面は茶褐色で黒い縦斑があり、顔から胸は青ねずみ色。冬に湿地や水田でみられる。冬くいな。
2 ツル目クイナ科の鳥の総称。スズメ大から小形の鶏大のものまで約130種が世界中に分布。日本ではクイナ・ヒクイナなど11種が知られる。詩歌にとりあげられ、鳴く声を「たたく」といわれるのは夏鳥のヒクイナのこと。《季 夏》「―鳴くと人のいへばやさや泊り/芭蕉」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
水鶏はここに注意
読むことが難しいため、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読むことは難しいが、書くことはあまり難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「水鶏」の意味は、クイナ科の鳥のことなんだね。

確かに鳥だろうとは思ったけど、読めなかった・・・。

すいけい、とも読むみたい。
あと、「秧鶏」とも書くみたいだよ。
「水鶏」の「水」は他に「すい・みず」と読みますよね。みなさんご存じですが意味は、
- みず。「水分」など
- みずがあるところ。「水域」など
- 水素の略。
となっています。生活に必要ですので、忘れることはないですよね。
「鶏」は他に「とり・けい・にわとり」と読みますよね。意味は、
- ニワトリ。「鶏冠」など
となっています。「鶏冠」は、ニワトリの頭の上にある冠のような物ですよね。
水辺に生息する鳥で、「クヒ」という鳴き声が聞こえることから「水鶏」と覚えておきましょう!🧐
他にも説はありますが、上記のように鳴き声からイメージすると覚えやすそうですよね。
「水」は、流れる水から成り立ちました。
「鶏」は「渓」の右側と、部首である「鳥」を並べてあります。
そして「鶏」の左側ですが、この下の部分は「夫」で人をあらわしており、その上に「爪」が書かれている漢字になっています。
実際の成り立ちとは少し違いますが、人が鳥の爪につかまれているように見えますね。😂

ちなみに日本の古典文学に出てくる「くひな」は、ヒクイナと言われる別の鳥を指していることが多いそうだよ。

この言葉、どう使う?
- 最近池に来た水鶏が、よく鳴いているようだ。
- 水鶏の声だとしても、何も聞こえないよりはマシだろう。
- 夜は、よく水鶏の鳴く声が聞こえてくる。

書くことはそこまで難しくないから、まだ良いか・・・。

ちなみに、ヤンバルクイナは「山原水鶏」と書くみたいだよ。
まとめ
「水鶏」は、クイナ科の鳥のことなんですね。
水辺に生息する鳥で、「クヒ」という鳴き声が聞こえることから覚えておきましょう!🧐
説は他にもありますが、上のように鳴き声からイメージすると覚えやすそうですよね。
「水」は、流れる水から成り立ったとのこと。
「鶏」は「渓」の右側と、部首の「鳥」です。
「鶏」の左側の下の部分は「夫」で人をあらわして、その上に「爪」が書かれている漢字になっているようで。
実際の成り立ちとは少し違いますが、人が鳥の爪につかまれているようにも見えそうですよね!