「沈毅」の意味と読み方とは?ヒントは「沈着」

沈毅って、なんと読むのかな??

「沈毅」はね、「ちんき」と読むんだよ。
沈毅の意味
[名・形動]落ち着いていて、物事に動じないこと。また、そのさま。「沈毅な態度」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
沈毅はここに注意
「毅」は準1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
意味を間違える可能性があるため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「沈毅」の意味は、落ち着いていて動じないことなんだね。

落ち込んでいるかと思ったけど・・・。

意志が強いから、ちょっと落ち着いているだけなんだろうね。
「沈毅」の「沈」は他に「じん・沈む」とも読みますよね。意味は、
- しずむ。水中に深く入る。「撃沈」など
- 落ち込む。「消沈」など
- 落ち着いている。「沈着」など
- とどこおる。「沈滞」など
となっています。とても静かなイメージができますよね。
「毅」は他に「毅し・毅い」とも読みます。意味は、
- 強い。意志が強く、しっかりしている。「剛毅」など
となっています。強いみたいです。
強い意志を持っているので、多少気分が沈んでも落ち着くだけで済んでいるイメージで「沈毅」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「沈」は部首である「さんずい」に、「冘」となっています。
「さんずい」は、水の状態などの水に関する字に主に使われますね。
「冘」は、進むことや躊躇う意味があるそうです。
水にしずむことから「沈」が成り立ったという話がありますよ。💧
「毅」の部首は「殳」の「ほこづくり」で、打つことや叩くことなどに関する字に主に使われますね。
左部分はブタが怒って毛を逆立てる、という意味があるそうです。
むやみやたらに怒ることから、強く思い切りがいいという「毅」が成り立ったという話がありますよ。😠

強くて落ち着いている・・・、頼りになりそうだね。

この言葉、どう使う?
- 危機の場面でも彼の顔は変わらず、沈毅そのものだった。
- 部長はいつも沈毅な判断を下すので、部下から厚い信頼を寄せられている。
- あの選手は沈毅な精神で逆境を乗り越え、ついに優勝を果たした。
「沈毅」の類語
落ち着いていて物事に動じない、という意味の言葉が似ていますね。
- 沈着・・・落ち着いていて、物事に動じないこと。底にたまり固着すること。
- 泰然・・・落ち着いていて物事に驚かないさま。
- 自若・・・大きな問題が起きても、落ち着いていること。
「沈毅」の対義語
「沈毅」は落ち着いていることなのに対して、こちらは落ち着きを失うことになります。
- 動揺・・・心や気持ちが揺れ動くこと。
同じ読み方の熟語👀
- 珍奇・・・珍しくて風変わりなこと。
「沈毅」の熟語・ことわざ・慣用句
- 沈毅雄武・・・落ち着いていて強く、勇敢であること。

強いなら・・・。

何があっても、どっしりと構えてくれそうだよね。
まとめ
「沈毅」は、落ち着いていて動じないことなんですね。
強い意志を持っているので、多少気分が沈んでも落ち着くだけで済んでいるイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「沈」は部首の「さんずい」に、「冘」です。
「さんずい」は、水に関する字に主に使われますね。
「冘」は、進むことや躊躇う意味を持つとのこと。
水にしずむことから成り立った、という話がありますよ。💧
「毅」の部首は「殳」の「ほこづくり」で、打つことや叩くことなどに関する字に主に使われます。
左部分はブタが怒って毛を逆立てる、という意味があるとのこと。
むやみやたらに怒ることから、強く思い切りがいいとして成り立ったという話がありますよ。😠












