「淙淙」の意味と読み方とは?ヒントは「音」

淙淙って、なんと読むのかな??

「淙淙」はね、「そうそう」と読むんだよ。
淙淙の意味
[ト・タル][文][形動タリ]水が音を立てて、よどみなく流れるさま。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
淙淙はここに注意
「淙」は1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きはそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「淙淙」の意味は、水が音を立てて、よどみなく流れるさまなんだね。

よどみなく・・・?

つかえることなく、すらすらと進んでいるんだね。
「淙淙」の「淙」は他に「淙ぐ」とも読みます。意味は、
- 水が流れるさまや、音。「淙淙」
- 注ぐ。
となっています。水が流れる音まで、聞こえるみたいですね。
淀まないように注がれる水が、音を立てて流れている様子をイメージして「淙淙」と覚えておきましょう!💧
「淙」は部首である「さんずい」に、「宗」になっています。
「さんずい」は水の状態や、水に関する字に主に使われますね。
「宗」は先祖をまつる所や、中心となるもの、尊ぶなどの意味があります。
先祖をまつる所の空気が淀んでいたら、ご先祖様が悲しみそうですよね。
それに、そういった所ならきっと静かです。
そのため、静かなので流れる水の音が聞こえて、淀まずにすらすらと流れているイメージで「淙」を覚えてはいかがでしょうか?🧐

そぅそぅぐ(注ぐ)と覚えておけば、「淙」の読み方を少しは覚えやすくなるかも。

この言葉、どう使う?
- 裏の川の音が、淙淙として聞こえる。
「淙淙」の類語
水がよどみなく流れる、という意味の言葉が似ていますね。
- 滔滔・・・水がとどまることなく流れるさま。次から次へとよどみなく話すさま。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 早早・・・その状態になってすぐの時。また、急いで物事をするさま。
- 鏘鏘・・・玉や金属が触れ合い鳴り響くさまや、盛んなさま。
- 草創・・・新しく物事を始めること。また、神社などを初めて建てること。
- 層層・・・幾重にも重なっているさま。
- 簇簇・・・群がり集まるさま。
- 蹌蹌・・・よろめくさま。
- 叢叢・・・草木の群がり茂るさま。

淀んでいるかどうかも大事だけど・・・。

音も大事そうだね。
まとめ
「淙淙」は水が音を立てて、よどみなく流れるさまなんですね。
淀まないように注がれる水が、音を立てて流れている様子をイメージして覚えておきましょう!💧
「淙」は部首の「さんずい」に、「宗」です。
「さんずい」は、水に関する字に主に使われますね。
「宗」は先祖をまつる所、中心となるもの、尊ぶなどの意味を持ちます。
先祖をまつる所の空気が淀んでいたら、ご先祖様が悲しみそうですね。
それに、そういった場所であればきっと静かです。
そこから、静かなので流れる水の音が聞こえ、淀まずにすらすらと流れているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐