「決決」の意味と読み方とは?ヒントは「水」

決決って、なんと読むのかな??

「決決」はね、「けつけつ」と読むんだよ。
決決の意味
[形動タリ]水があふれ出るさま。水が流れるさま。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
決決はここに注意
「決」の漢字を見て、考えてみましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはとってもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「決決」の意味は、水があふれ出るさまなんだね。

いったい、どこに水が・・・。

よく見てみよう、部首は何かな?
「決決」の「決」は他に「決める・決まる」とも読みますよね。意味は、
- えぐられて切れる。「決裂」など
- 思い切って。きっぱりと。「決然」など
- きっぱりとどちらかにきめる。「決意」など
- 可否をきめること。「採決」など
となっています。それと、「蹶」と「訣」の書きかえ字として用いられるものがあるようです。
「決」は部首である「さんずい」に、「夬」となっていますね。
「さんずい」は、水の状態などの水に関する字に主に使われます。
「夬」は決断することや、弓を射る時に指を保護するためにはめる道具の意味があるようですよ。
水が堤防をえぐり、決壊させる様子から切れることを意味して「決」が成り立ったという話があります。💧
そこから、堤防を決壊させてあふれ出る水をイメージして「決決」と覚えてはいかがでしょうか?🧐

決めるのには、かなりの力がいるのかも知れないね。

「決決」の類語
水が流れるさま、という意味の言葉が似ていますね。
- 淙淙・・・水が音をたてて、よどみなく流れるさま。
同じ読み方の熟語👀
- 孑孑・・・ボウフラの別名。また、1人抜きんでたさま。孤立するさま。小さいさま。

そうか、決めるだけじゃないのか。

部首は、あまり気にしないで使っていたよね。
まとめ
「決決」は、水があふれ出るさまなんですね。
「決」は部首の「さんずい」に、「夬」です。
「さんずい」は、水に関する字に主に使われますね。
「夬」は決断すること、弓を射る時に指を保護するためにはめる道具の意味があるとのこと。
水が堤防をえぐり、決壊させる様子から切れることを意味して成り立ったという話があるので、堤防を決壊させてあふれ出る水をイメージして覚えてはいかがでしょうか?🧐