「寂寞」の意味と読み方とは?ヒントは「寂しい」

寂寞って、なんと読むのかな??

「寂寞」はね、「せきばく」とも読むんだよ。
寂寞の意味
[ト・タル][文][形動タリ]
1 ひっそりとして寂しいさま。じゃくまく。
2 心が満たされずにもの寂しいさま。じゃくまく。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
寂寞はここに注意
「寞」は1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「寞」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「寂寞」の意味は、ひっそりしていたり、心が満たされずにもの寂しいさまなんだね。

「寂」は寂しいって読むもんね。
でも、「寞」は・・・?

似た意味があるよ!
「寂寞」の「寂」は他に「じゃく・さび・寂しい・寂びる・寂か」とも読みます。意味は、
- さびしい。ひっそりとしている。「静寂」など
- 仏教で、人が亡くなること。「入寂」など
- さび。
となっています。亡くなったら、当然寂しいですよね。
「寞」は他に「まく・寞しい・寞か」とも読みます。意味は、
- ひっそりしている。さびしい。「寞寞」など
となっています。とても静かです。
広く、人がいなくなった室内でひっそりとしてしまい、寂しいイメージで「寂寞」と覚えておきましょう!🧐
「寂」は部首である「宀」の「うかんむり」に、「叔」となっています。
「うかんむり」は、家屋や住居などに関する字に主に使われますね。
「叔」は父母の年下のきょうだいや、若い人という意味があります。
静かな住居から、「寂」が成り立ったという話もありますよ。🧐
「寞」は「宀」の「うかんむり」に、「莫」となっています。
「莫」は夕暮れ、遅い、静か、広い、削るなどの意味があるとのこと。
さらに分けると、「くさかんむり」「日」「大」ですね。
夕暮れ時、広い室内でひっそりとしている寂しいイメージで「寞」を覚えておきましょう・・・。🤫

「じゃくまく」とも読むよ。

この言葉、どう使う?
- ここは都会とは違い、寂寞たる別世界だ。
- 寂寞たる山中を、あてもなくさまよう。
- この寂寞たる地から、必ずや抜け出してみせる。
「寂寞」の類語
ひっそりとして寂しい、という意味の言葉が似ていますね。
- 寂寥・・・心が満ち足りず、もの寂しいこと。ひっそりとしてもの寂しいさま。
- 寥寥・・・ひっそりとしてもの寂しいさま。数の非常に少ないさま。

「寞」も、寂しかったのか・・・。

夕暮れ時って、何だか寂しさも感じるからね。
まとめ
「寂寞」はひっそりしていたり、心が満たされずにもの寂しいさまなんですね。
広く、人がいなくなった室内でひっそりとしてしまい、寂しいイメージで覚えておきましょう!🧐
「寂」は部首の「宀」の「うかんむり」に、「叔」です。
「うかんむり」は、住居などに関する字に主に使われますね。
「叔」は父母の年下のきょうだい、若い人という意味を持ちます。
静かな住居から成り立ったという話もありますよ。🧐
「寞」は「宀」の「うかんむり」に、「莫」です。
「莫」は夕暮れ、遅い、静か、広い、削るなどの意味があるそうですね。
夕暮れ時、広い室内でひっそりとしている寂しいイメージで覚えておきましょう・・・。🤫