「習習」の意味と読み方とは?ヒントは「そよ風」
習習って、なんと読むのかな??
「習習」はね、「しゅうしゅう」と読むんだよ。
習習の意味
[ト・タル][文][形動タリ]風がそよそよと吹くさま。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
習習はここに注意
よく知っている意味では無いため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
漢字自体はとってもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「習習」の意味は、風がそよそよと吹くことなんだね。
めちゃくちゃ習い事をするのかと思ったよ・・・!でも、何で風なんだろう?
それは、この漢字に秘密があるね。
「習習」の「習」は他に「じゅう・習う」とも読みますよね。意味は、
- 繰り返しならう。「演習」など
- しきたり。ならわし。「風習」など
となっています。習い事は、何度も通って学びますもんね。
しきたりに関しても、昔から何度も繰り返しているためすっかり習慣となってしまった、という考え方ができます。😆
ここまでだと、そよそよと風が吹いているようには見えませんが・・・。🤔
「習」には、「羽」が入っていますよね。
翼ではなく羽なので、4つの羽で羽ばたいても、あまり強い風は起こらないかもしれません!
そのことから、羽が2つ書かれていても、そよ風にしかならないイメージで「習習」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「習」は部首である「羽」と、「白」になっていますね。
2枚の羽、それに白は、白い歯を見せつけている口のようにも見ることができます。
そこから、羽をはばたかせるように、口をパクパク動かして、繰り返し同じ動作をして慣れるイメージで「習」を覚えてみてはいかがでしょうか?
羽を使って、どのくらいの風が起こせそうか、イメージしてみよう!
「習習」の類語
弱い風、という意味の言葉が似ていますね。
- 軟風・・・そよ風のこと。
- 軽風・・・そよ風。
- 微風・・・そよそよと吹く風のこと。
「習習」の対義語
「習習」はそよそよと風が吹いていることなのに対して、こちらは強い風が吹くことになります。
- 爆風・・・爆発する時などに起こる、強い風のこと。
- 暴風・・・勢いが強い風のこと。
- 烈風・・・とても激しい風のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 収拾・・・拾って集めること。
- 収集・・・集めること。
- 修習・・・学問などを学んで身につけること。
- 舟楫・・・舟ではこぶ。
- 秋収・・・秋の収穫のこと。
- 集輯・・・いろんなものを集め、編集すること。
- 蒐集・・・何かを集めること。
- 啾啾・・・小さな声で、しくしくと泣くようす。
確かに、漢字の形を見ると、風に関係してそうにも見える・・・?
よく知っている意味からだと、想像できないかも知れないね。
まとめ
「習習」は、風がそよそよと吹くということなんですね。
「習」には「羽」がありますが、翼ではなく羽なので、あまり強い風は起こらないかもしれませんよね。
そのため、2つの羽を使ってもそよ風にしかならない、というイメージで覚えてみましょう!
「習」は部首の「羽」がありますが、下部分は白い歯を見せつけている口のようにも見ることができませんか?
そこから、羽ばたくように、口をパクパクと動かし、同じ動きを繰り返して慣れるイメージで覚えてみましょう!🤗