「煩瑣」の意味と読み方とは？ヒントは「こまかい」

2025年10月2日

煩瑣はんさの意味

［名・形動］こまごまとしてわずらわしいこと。また、そのさま。「—な手続き」

出典　デジタル大辞泉（小学館）

煩瑣はんさはここに注意

「瑣さ」は１級の漢字なので、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

読み書きが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「煩瑣はんさ」の「煩はん」は他に「ぼん・煩わずらう・煩わずらわす・煩うるさい」とも読みます。意味は、

• わずらう。思い悩む。「煩悶はんもん」
• うるさい。わずらわしい。「煩忙はんぼう」など

となっています。面倒事が多そうです。

「瑣さ」は他に「瑣ちいさい・瑣つらなる・瑣くさり」とも読みます。少し難しいですよね。意味は、

• ちいさい、こまかい。取るに足らないこと。「瑣末さまつ」など
• つらなる。

となっています。小さいこと、細かいことという意味が含まれているのが分かりましたね！

とるに足らないことに思い悩み、煩わずらわしく思っているイメージで「煩瑣はんさ」と覚えておきましょう！😟

「煩はん」は部首である「火」に、「頁けつ」となっています。

部首の「火」は、火や熱の性質、火を使った動作などに関する字に主に使われますね。

「頁けつ」は人間の頭や、ページの意味があります。

頭の近くに火があるなら、熱が出て苦しんでしまうかも知れませんね。

そこから、煩わずらう意味で「煩はん」が成り立ったという話がありますよ。🧐

「瑣さ」はあまり見たことがないかもしれませんね、少しだけいじりますがパーツに分けてみましょう！

部首の「王」のとなりに、「小」さい「貝」と覚えてみましょう。😁

この時、「小」の下のちょんとはねている部分は無くしてしまいましょうね！

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この言葉、どう使う？

• ずいぶんと煩瑣はんさな手続きだな。
• なるべく煩瑣はんさを避けた表現を心掛けている。
• あまりにも煩瑣はんさな仕事だ。

「煩瑣はんさ」の類語

こまごまとしていて煩わずらわしい、という意味の言葉が似ていますね。

• 煩雑はんざつ・・・こみいっていて煩わずらわしいこと。
• 複雑ふくざつ・・・物事が入り組んでいて、簡単に説明や理解ができないこと。

「煩瑣はんさ」の対義語

「煩瑣はんさ」はこまごまとしていて煩わずらわしいことなのに対して、こちらは手軽なことになります。

• 簡易かんい・・・簡単で手軽なこと。
• 簡単かんたん・・・大雑把で単純なこと。手数がかからないこと。

まとめ

「煩瑣はんさ」は、こまごまとしていて煩わずらわしいことなんですね。

「煩はん」は部首の「火」に、「頁けつ」です。

部首の「火」は、火を使った動作などに関する字に主に使われますね。

「頁けつ」は人間の頭や、ページの意味を持ちます。

頭の近くに火があるなら、熱が出て苦しんでしまうかも知れません。

そこから、煩わずらう意味で成り立ったという話がありますよ。🧐

「瑣さ」は部首の「王」のとなりに、「小」さい「貝」を並べてみてください。😁

この時、「小」の下のちょんとはねている部分は無くしておきましょう！