「跌宕」の意味と読み方とは？ヒントは「度が過ぎる」

2025年12月15日

跌宕てっとうの意味

［名・形動］細かいことにこだわらないこと。のびのびとして大きいこと。また、そのさま。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

跌宕てっとうはここに注意

「跌」は１級の漢字なので、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

読み書きが難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「跌宕てっとう」の「跌」は他に「てつ・跌あやまつ・跌つまずく」と読みます。意味は、

• つまずく。あやまつ。
• 足の裏。
• こえる。度がすぎる。
• 走る。

となっています。足に関係しているようですね。

「宕とう」は他に「ほしいまま・ほらあな」とも読みます。意味は、

• 好き勝手にふるまう。「豪宕ごうとう」など
• 度が過ぎる。
• ほらあな。いわや。

となっています。好き勝手にしています。

度が過ぎる、好き勝手にやりすぎてしまっているイメージで「跌宕てっとう」と覚えてはいかがでしょうか？🧐

「跌」は部首である「足」に、「失」となっています。

部首の「足」は、足の各部分や状態など、足を使った動作などに関する字に主に使われますよ。

「失」は失うや、失敗などの意味がありますよね。

足を下ろしそこねてしまい、つまずいてしまうイメージで「跌」を覚えてはいかがでしょうか？🧐

「宕とう」は部首である「宀べん」の「うかんむり」に、「石」となっています。

「うかんむり」は、家屋や住居などに関する字に主に使われますね。

石の中の部屋、ほら穴をイメージして「宕とう」を覚えておきましょう！🧐

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この言葉、どう使う？

• 彼の言葉には跌宕てっとうとした精神が宿り、聞く者を解き放った。
• その講演は跌宕てっとうとして、聴衆の心を広く開かせた。
• 彼の生き方は実に跌宕てっとうで、誰も真似できないほど自由だった。

「跌宕てっとう」の類語

細かいことにこだわらない、のびのびとしているという意味の言葉が似ていますね。

• 放縦ほうじゅう・・・何の規律も無く、勝手にしたいことをすること。
• 恣意しい・・・自分の思うままに振る舞う心のこと。
• 随意ずいい・・・思いのままであること。

同じ読み方の熟語👀

• 鉄塔てっとう・・・鉄でつくった塔のこと。
• 鉄桶てっとう・・・鉄製のおけ。

「跌宕てっとう」の熟語・ことわざ・慣用句

• 跌宕狷介てっとうけんかい・・・好き放題に振る舞い、自分の考えを変えないこと。

まとめ

「跌宕てっとう」は、細かいことにこだわらないことなんですね。

度が過ぎる、好き勝手にやりすぎてしまっているイメージで覚えてはいかがでしょうか？🧐

「跌」は部首の「足」に、「失」です。

部首の「足」は、足を使った動作などに関する字に主に使われますよ。

「失」は失う、失敗などの意味を持ちますよね。

足を下ろしそこねてしまい、つまずいてしまうイメージで覚えてはいかがでしょうか？🧐

「宕とう」は部首の「宀べん」の「うかんむり」に、「石」です。

「うかんむり」は、家屋などに関する字に主に使われますね。

石の中の部屋、ほら穴をイメージして覚えておきましょう！🧐