「茫乎」の意味と読み方とは？ヒントは「ハッキリしない」

2025年6月18日

茫乎ぼうこの意味

［ト・タル］［文］［形動タリ］広々としているさま。ぼんやりとしてつかみどころのないさま。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

茫乎ぼうこはここに注意

「茫ぼう」は１級の漢字のため、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

読むことが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「茫乎ぼうこ」の「茫ぼう」は他に「もう・茫とおい・茫ひろい・茫はるか」とも読みます。意味は、

• 遠い。果てしない。「渺茫びょうぼう」など
• はっきりしない。ぼんやりしている。「茫然ぼうぜん」など

となっています。遠いので、ハッキリと見えないのかもしれません。

「乎こ」は他に「か・や・かな・を」とも読みます。意味は、

• 状態をあらわす語に付けて、語調を強める助字。「確乎かっこ」など
• か。や。かな。疑問や反語などの助字。
• に。を。より。場所や時間、目的などを示す助字。

となっています。助字のようですね。

はっきりしなくなるほど、果てしなく広い状態をイメージして「茫乎ぼうこ」と覚えてはいかがでしょうか？🧐

「茫ぼう」は部首である「くさかんむり」に、「汒ぼう」となっています。

部首の「くさかんむり」は、草花の種類や状態などに関する字に主に使われますね。

「汒ぼう」は環境によっては表示されていないかも知れませんが、ぼんやりしていることや水が広々としているさまの意味を持つそうですよ！

「汒ぼう」を分けると、「さんずい」に「亡ぼう」に見えますね。

草花が水で流されて近くに無くなってしまい、遠くに行ったためぼんやりとしているイメージで「茫ぼう」を覚えてはいかがでしょうか？🧐

「乎こ」の部首は、「丿へつ」の「はらいぼう」となっています。

本来なら右から左に曲がっていること、左にはらうことを意味していますが、部首としては特定の意味は無いそうですよ。

感嘆かんたんをあらわす語を意味して「乎こ」が成り立ったという話があります。🧐

「呼こ」の「口」が無いものとして覚えておきましょう！

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この言葉、どう使う？

• 彼はいつの間にか、何か茫乎ぼうことした表情をしていた。
• 夜の海を、茫乎ぼうことして眺めていた。
• 窓の外に茫乎ぼうことして目を向けていて、いったい何を考えているのかさっぱり分からない。

「茫乎ぼうこ」の類語

果てしなく広く、はっきりとしない、という意味の言葉が似ていますね。

• 縹渺ひょうびょう・・・果てしなく広い、または、かすかではっきりとしないこと。
• 茫漠ぼうばく・・・広い。広いためはっきりとしない。
• 空漠くうばく・・・果てしなく広い。また、漠然ばくぜんとしていてはっきりととらえられない。

同じ読み方の熟語👀

• 房戸ぼうこ・・・律令制における戸の呼称のひとつ。

まとめ

「茫乎ぼうこ」は広々としていたり、ボンヤリとしていてつかみどころがないさまなんですね。

はっきりしなくなるほど、果てしなく広い状態をイメージして覚えてはいかがでしょうか？🧐

「茫ぼう」は部首の「くさかんむり」に、「汒ぼう」です。

部首の「くさかんむり」は、草花の種類などに関する字に主に使われますね。

「汒ぼう」は、ぼんやりしていることや水が広々としているさまの意味を持つそうですよ！

「汒ぼう」を分けると、「さんずい」に「亡ぼう」に見えます。

草花が水で流されて近くに無くなってしまい、遠くに行ったためぼんやりとしているイメージで覚えてはいかがでしょうか？🧐

「乎こ」の部首は、「丿へつ」の「はらいぼう」です。

本来なら右から左に曲がっていること、左にはらうことを意味しますが、部首としては特定の意味は無いとのこと。

感嘆かんたんをあらわす語を意味して成り立った、という話がありますよ。🧐

「呼こ」の「口」が無いもので、覚えておきましょう！