「跋文」の意味と読み方とは？ヒントは「終わりに」

2025年6月19日

跋文ばつぶんの意味

本文とは別に、書物の終わりにしるす文章。あとがき。跋。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

跋文ばつぶんはここに注意

「跋ばつ」は１級の漢字なので、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

「跋ばつ」の読み書きが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「跋文ばつぶん」の「跋ばつ」は他に「はつ・跋ふむ・跋こえる・跋つまずく・おくがき」とも読みます。意味は、

• 草を踏んで野山を歩き回る。「跋渉ばっしょう」
• ふみにじる。「跋扈ばっこ」
• つまずく。ころぶ。
• あとがき。「題跋だいばつ」など

となっています。歩くような意味が多いですね。

「文ぶん」は他に「もん・ふみ・あや・文かざる」とも読みます。あや・文かざるはあまり知られていないかも知れませんね。意味は、

• あや。模様もよう。「文様もんよう」など
• 本や記録。「文研ぶんけん」など
• 学問や芸術。「文化」など
• 文字を書いたもの。「拙文せつぶん」
• 言葉。「文句もんく」など

となっています。もしかしたら知らない意味もあったかも知れませんが、基本的な部分はご存じでしたよね。💦

書物の終わりに書く文章である、あとがきをイメージして「跋文ばつぶん」と覚えておきましょう！✍️

「跋ばつ」は部首である「足」の「あしへん」に、「犮はつ」となっています。

部首の「あしへん」は、足の状態や足を使った動作などに関する字に主に使われますね。

「犮はつ」は犬の走るさまや、踏みつける、引き抜く意味を持つそうです。

犬が走り回り、足で踏みつけていくイメージで「跋ばつ」を覚えてはいかがでしょうか？🧐

ハッハッと走りすぎて、転んでしまったのかも知れませんね。

「文ぶん」は人の胸に入れ墨ずみをするところから、模様を意味して成り立ったと言われています。

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この言葉、どう使う？

• 跋文ばつぶんがないので、正確な出版時期などが不明である。
• 跋文ばつぶんに示されている情報が、一番大事なことだったのかも知れないね。
• この跋文ばつぶんは会話形式なので、楽しんで読むことができた。

「跋文ばつぶん」の類語

終わりに書かれた文、という意味の言葉が似ていますね。

• 後記こうき・・・本文のあとに書きしるすこと。また、後世に残る記録。
• 末筆まっぴつ・・・文章で、特に手紙の末尾にしるす文句。
• 奥書おくがき・・・ 著作などの巻末の、著者名・書写年月日・来歴などについての書き入れ。

「跋文ばつぶん」の対義語

「跋文ばつぶん」はあとがきのことなのに対して、こちらははしがきのことになります。

• 序文じょぶん・・・書物の初めに、著作などを書きしるした文章のこと。

まとめ

「跋文ばつぶん」は、あとがきのことなんですね。

書物の終わりに書く文章である、あとがきをイメージして覚えておきましょう！✍️

「跋ばつ」は部首の「足」の「あしへん」に、「犮はつ」です。

部首の「あしへん」は、足の状態などに関する字に主に使われますね。

「犮はつ」は犬の走るさま、踏みつける、引き抜く意味を持つとのこと。

犬が走り回り、足で踏みつけていくイメージで覚えてはいかがでしょうか？🧐

ハッハッと走りすぎて、転んでしまったのかも知れません。

「文ぶん」は人の胸に入れ墨ずみをするところから、模様を意味して成り立ったそうですよ！