「草創」の意味と読み方とは?ヒントは「始まり」

草創って、なんと読むのかな??

「草創」はね、「そうそう」と読むんだよ。
草創の意味
1 新しく物事を始めること。また、物事の始まり。「事業の—に携わる」「—期」
2 神社・寺院などを初めて建てること。創建。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
草創はここに注意
「草」で使われている意味を間違えないように、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「草創」の意味は、物事の始まりや、神社などを初めて建てることなんだね。

草を創るんじゃないんだ、何か変だと思った・・・。

「草」はどんな意味があるか、覚えているかな?
「草創」の「草」は他に「くさ」とも読みますよね。意味は、
となっています。ご存じのように草の意味がありますが、他にも始まりであったり、粗いといった意味を持ちますよね。
「創」は他に「創る・創める・きず」とも読みます。意味は、
- 傷つける。「創傷」など
- 初めて作る。「創刊」など
となっています。傷つける・・・、そういえば絆創膏にも使われていますね。
草が芽生えるように、これから新しく物事を始めるイメージで「草創」と覚えておきましょう!🧐
「草」は部首である「くさかんむり」に、「早」となっていますね。
日が昇ったばかりの、まだ早い時間帯に芽生えた草をイメージしてみましょう!🌿
そこから、生えはじめ、つまり始まりの段階をイメージすることもできますね。
「創」は部首である「りっとう」に、「倉」となっています。
部首の「りっとう」は、刃物や刃物を使った動作などをあらわす字に主に使われますね。
「倉」は物をしまっておく所や、慌てるさまなどの意味を持ちます。
刃で傷をつけることから「創」が成り立ったと言われていますよ。🧐

まだ初めなんだね。

この言葉、どう使う?
- 私たちの事業は、まだ草創期にある。
- 新事業の草創にたずさわる。
- 彼は草創期から活躍していたが、ある時期からすっかりと姿を見せなくなった。
「草創」の類語
物事の始まりのような意味の言葉が似ていますね。
- 創始・・・新しく物事をはじめること。
- 開闢・・・世界の始まりの時や、荒れ地などが切り開かれること。
- 草分け・・・ある物事を初めて行うこと。草深いところを分けて行くこと。
「草創」の対義語
「草創」はこれから物事が始まることなのに対して、こちらは終わりかけのことになります。
- 爛熟・・・物事が発達しきり、衰えの兆しさえ含んでいる状態になること。また、果実がくずれそうなほど熟しきっていること。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 早早・・・その状態になってすぐの時。また、急いで物事をするさま。
- 鏘鏘・・・玉や金属が触れ合い鳴り響くさまや、盛んなさま。
- 淙淙・・・水が音を立てて、よどみなく流れるさま。
- 層層・・・幾重にも重なっているさま。
- 簇簇・・・群がり集まるさま。
- 蹌蹌・・・よろめくさま。
- 叢叢・・・草木の群がり茂るさま。
「草創」の熟語・ことわざ・慣用句
- 草創期・・・物事の始まりの時期。

そういえば、はじまりっていう意味があるんだったね。

他の熟語でも見ることがあるから、覚えておこう!
まとめ
「草創」は物事の始まりや、神社などを初めて建てることなんですね。
草が芽生えるように、これから新しく物事を始めるイメージで覚えておきましょう!🧐
「草」は部首の「くさかんむり」に、「早」です。
日が昇りはじめた、まだ早い時間帯に芽生えた草をイメージしてみましょう!🌿
生えはじめたばかり、つまり始まりをイメージすることもできますよね。
「創」は部首の「りっとう」に、「倉」です。
部首の「りっとう」は、刃物を使った動作などをあらわす字に主に使われますね。
「倉」は物をしまっておく所や、慌てるさまなどの意味があります。
刃で傷をつけることから成り立った、と言われていますよ。🧐