「孜孜」の意味と読み方とは?ヒントは「励む」

孜孜って、なんと読むのかな??

「孜孜」はね、「しし」と読むんだよ。
孜孜の意味
[ト・タル][文][形動タリ]熱心に努め励むさま。「—として研究を続ける」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
孜孜はここに注意
「孜」は準1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
書くことはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「孜孜」の意味は、熱心に努めて励むさまなんだね。

そういうイメージは湧かない漢字だけどなぁ・・・。

「攵」には叩くという意味があるんだ、つまり・・・。
「孜孜」の「孜」は他に「孜める」とも読みます。意味は、
- つとめる。はげむ。「孜孜」
となっています。頑張っていますね。
努力している漢字が2つあるので、獅子がとても熱心に励んでいるイメージで「孜孜」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
「孜」は部首である「攵」に、「子」となっています。
「攵」は打つ、たたく、強いるなどの意味を持つ字に主に使われますね。
「子」は子どもや成人男性、先生や師などの意味もあります。
子どもを打って努力させる意味で「孜」が成り立ったという話もありますが、かわいそうなので・・・。
同じ音読みの「師」を打って、頑張ってもらうことにしましょう。💪

漢字だけを見ると、まるで強制しているようにも見えてしまうけどね。

この言葉、どう使う?
- 孜孜として研究を続けているが、あれではいつ倒れてもおかしくないな。
- 孜孜として勉強を続けるのには、理由がある。
- 孜孜として研鑽を重ねた結果、今の地位を得たのだ。
「孜孜」の類語
熱心に努めている、という意味の言葉が似ていますね。
- 没頭・・・1つの事に熱中して、他をかえりみないこと。
- 専念・・・そのことだけに熱心になること。
- 営営・・・休みなく励むさま。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 史詩・・・歴史上の事件を題材にした詩。
- 獅子・・・ライオン。
- 四始・・・1月1日。
- 志士・・・高い志を持った人のこと。
- 私資・・・個人の財産。
- 師資・・・師匠。師弟。
- 嗣子・・・家を継ぐべき子。あととり。
「孜孜」の熟語・ことわざ・慣用句
- 孜孜不倦・・・途中でやめず、ずっと努力し続けること。
- 孜孜汲汲・・・飽きることなく努力を続けること。

何で頑張っているのか、分かった気がするよ。

覚えやすくはあるね!
まとめ
「孜孜」は、熱心に努めて励むことなんですね。
努力している漢字が2つあるので、獅子がとても熱心に励んでいるイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「孜」は部首の「攵」に、「子」です。
「攵」は打つ、たたく、強いるなどの意味を持つ字に主に使われるとのこと。
「子」は子どもや成人男性、先生や師などの意味もありますね。
子どもを打って努力させる意味で成り立ったという話もありますが、かわいそうなので同じ音読みの「師」を打って、頑張ってもらうことにしましょう。💪