「幽棲」の意味と読み方とは?ヒントは「静か」

幽棲って、なんと読むのかな??

「幽棲」はね、「ゆうせい」と読むんだよ。
幽棲の意味
[名](スル)俗世間から離れてひっそりと暮らすこと。また、その住居。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
幽棲はここに注意
「棲」は準1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「幽棲」の意味は、世間から離れてひっそり暮らすことなんだね。

幽霊が住んでいるんじゃないんだ・・・。

世間からしたら、そう見えるかもしれないね。
「幽棲」の「幽」は他に「幽か・幽い」とも読みます。意味は、
となっています。目立たないイメージができますね。
「棲」は他に「棲む・すみか」とも読みます。意味は、
- すむ。すみか。「棲息」など
- 鳥のすみか。
となっています。「生」に書きかえられるものがあるようです。
奥深く世間から離れた所に住み、世間の人から見たら幽霊と勘違いしてしまうかも知れない位ひっそりと暮らしているイメージで「幽棲」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「幽」は部首である「幺」に、「山」となっています。
部首の「幺」は、小さいことや細かいことなどをあらわす字に主に使われるとのこと。
小さいものが山の間に隠れていたら、よく見えませんよね。
そこから、山の間、奥深くにあるかすかなものをイメージして「幽」を覚えておきましょう!🧐
「棲」は部首である「木」に、「妻」となっています。
部首の「木」は、木の種類や状態などに関する字に主に使われますね。
「妻」は、夫の配偶者などの意味を持ちます。
木に棲む鳥のつがいの妻が、安らかに待っているイメージで「棲」を覚えてはいかがでしょうか?🧐

静かに暮らしているんだね。

この言葉、どう使う?
- 彼らは、幽棲の地を求めて旅立った。
- 去年から幽棲しているみたいだよ。
- 何度も住むところを変え、最終的に幽棲した。
「幽棲」の類語
世間から離れて暮らす、という意味の言葉が似ていますね。
- 隠居・・・家業などから離れて、静かに暮らすこと。
- 閑居・・・ 世俗を逃れて、心静かに暮らすこと。
- 隠遁・・・俗世間を逃れて、隠れ住むこと。
同じ読み方の熟語👀
少し多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 有声・・・声が出ること。声が聞こえること。
- 郵政・・・郵便に関する行政のこと。
- 遊星・・・惑星に同じ。
- 雄性・・・男性。
- 憂世・・・世の中や国家の安危を憂えること。
- 幽静・・・奥深く、物静かなこと。
- 優勢・・・形勢などが他より優れていること。

静かな所での暮らしは、あこがれもあるけど・・・。

世間から離れて暮らすのは不便なことも多いから、大変だろうね。
まとめ
「幽棲」は、世間から離れてひっそり暮らすことなんですね。
奥深く世間から離れた所に住み、世間の人から見たら幽霊と勘違いしてしまうかも知れない位ひっそりと暮らしているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「幽」は部首の「幺」に、「山」です。
部首の「幺」は、小さいことなどをあらわす字に主に使われるとのこと。
小さいものが山の間に隠れていたら、よく見えません。
なので、山の間の奥深くにあるかすかなものをイメージして覚えておきましょう!🧐
「棲」は部首の「木」に、「妻」です。
部首の「木」は、木の種類などに関する字に主に使われますね。
「妻」は夫の配偶者などの意味があるので、木に棲む鳥のつがいの妻が、安らかに待っているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐