「広袤」の意味と読み方とは?ヒントは「長さ」

広袤って、なんと読むのかな??

「広袤」はね、「こうぼう」と読むんだよ。
広袤の意味
《「広」は東西の、「袤」は南北の長さの意》幅と長さ。広さ。面積。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
広袤はここに注意
「袤」は1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「袤」の読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「広袤」の意味は、幅と長さ、広さ、面積のことなんだね。

とても広いのかな?

というより、「広」は東西の幅の意味もあるんだよ。
「広袤」の「広」は他に「広い・広まる・広げる」とも読みますよね。意味は、
- ひろい。面積が大きい。「広域」など
- ひろげる。行きわたらせる。「広告」など
- 東西の長さ。「広袤」
となっています。広い他にも、意味があるんですね。
「袤」は他に「袤さ・袤り」とも読みます。意味は、
- 衣の帯から上の部分。
- 南北の長さ。「広袤」
- ひろがり。
となっています。縦の長さに関係がありそうですね。
東西南北の長さから、広さや面積をイメージして「広袤」を覚えておきましょう!🧭
「広」は部首である「广」の「まだれ」に、「厶」となっています。
「まだれ」は、建物や家屋に関する字に主に使われますね。
「厶」は、個人的な、などの意味があります。
大きく広い屋根や、この屋根を支える柱から「広」が成り立ったという話がありますよ。🧐
「袤」は部首である「衣」に、「矛」となっています。
部首の「衣」は、衣類の名称や状態などに関する字に主に使われますね。
「矛」はほこ、つまり武器の意味があります。
「衣」の間に、「矛」が入っている点に注意が必要ですね。
「衣」が分解されて、縦に引き延ばされていることから縦の長さをイメージして「袤」を覚えてはいかがでしょうか?🧐

四方の長さが大事なんだね。

この言葉、どう使う?
- この土地の広袤は、以下のとおりである。
- 県全体の広袤で見ると、東西のやや東寄りで、南北のほぼ中心に位置するようだ。
- この広袤の中から探し出すのは、不可能に近い。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 工房・・・アトリエのこと。
- 光芒・・・ひとすじの光。
- 光房・・・写真の撮影場のこと。
- 好防・・・うまく防ぐこと。
- 好望・・・いい見込みがあること。
- 紅帽・・・赤い色の帽子。
- 荒亡・・・酒色などの楽しみにおぼれ、荒んだ生活をすること。

なるほど、特定の方角への長さの意味があるんだね。

「袤」はあまり見かけないから、注意して覚えておこう。
まとめ
「広袤」は幅と長さ、広さ、面積のことなんですね。
東西南北の長さから、広さや面積をイメージして覚えておきましょう!🧭
「広」は部首の「广」の「まだれ」に、「厶」です。
「まだれ」は、家屋に関する字に主に使われますね。
「厶」は個人的、などの意味があります。
大きく広い屋根や、この屋根を支える柱から成り立ったという話がありますよ。🧐
「袤」は部首の「衣」に、「矛」です。
部首の「衣」は、衣類の状態などに関する字に主に使われますね。
「矛」はほこ、つまり武器の意味を持ちます。
「衣」の間に、「矛」を入れましょう!
「衣」が分解されて、縦に引き延ばされていることから縦の長さをイメージして覚えてはいかがでしょうか?🧐