「毅然」の意味と読み方とは？ヒントは「強い」

2025年10月31日

毅然きぜんの意味

［ト・タル］［文］［形動タリ］意志が強くしっかりしていて、物事に動じないさま。「何を言われても毅然としている」「毅然たる態度を失わない」

出典　デジタル大辞泉（小学館）

毅然きぜんはここに注意

「毅き」は準１級の漢字なので、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

「毅き」の読み書きが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

---

「毅然きぜん」の「毅き」は他に「毅たけし・毅つよい」とも読みます。意味は、

• 強い。意志が強く、しっかりしている。「剛毅ごうき」など

となっています。強いみたいです。

「然ぜん」は他に「ねん・然しかり・然もえる」とも読みます。意味は、

• そのとおり。「当然」など
• 他の語のうしろにつけて、その状態をあらわす時に使う。「蒼然そうぜん」など
• 燃える。

となっています。様子をあらわす時にも使えるそうですね！

意志が強く、しっかりしている様子をイメージして「毅然きぜん」と覚えておきましょう！🧐

「毅き」の部首は「殳しゅ」の「ほこづくり」で、打つことや叩くことなどに関する字に主に使われますね。

左部分はブタが怒って毛を逆立てる、という意味があるそうです。

むやみやたらに怒ることから、強く思い切りがいいという「毅き」が成り立ったという話がありますよ。😠

「然ぜん」は成り立ちが少し残酷ざんこくなのですが、カンタンに書くといけにえを燃やす、ということから成り立ったようです。

確かに、下が「ひへん」ですね。

上に乗っているのはただの「タ」ではなく、犬も「大」では無いことに注意しておきましょう。

---

この言葉、どう使う？

• 何が起ころうとも、毅然きぜんたる態度を失わない。
• 毅然きぜんと立ち向かう姿に、全国民が震えた。
• 彼女は毅然きぜんとした態度で、相手の理不尽な要求をきっぱりと断ってみせた。

「毅然きぜん」の類語

意志が強く、物事に動じないという意味の言葉が似ていますね。

• 不動ふどう・・・揺るがないこと。
• 確固かっこ・・・しっかりとした形で確立していて、揺らがないさま。
• 剛毅ごうき・・・意志がしっかりしており、物事にひるまないこと。

「毅然きぜん」の対義語

「毅然きぜん」は意志が強く、物事に動じないことなのに対して、こちらは強い意志を持たないことになります。

• 漫然まんぜん・・・とりとめのないさま。

まとめ

「毅然きぜん」は意志が強く、物事に動じないさまなんですね。

意志が強く、しっかりしている様子をイメージして覚えておきましょう！🧐

「毅き」の部首は「殳しゅ」の「ほこづくり」で、打つことや叩くことなどに関する字に主に使われます。

左部分はブタが怒って毛を逆立てる、という意味があるとのこと。

むやみやたらに怒ることから、強く思い切りがいいとして成り立ったという話がありますよ。😠

「然ぜん」はカンタンに書くといけにえを燃やす、ということから成り立ったようです。

下が「ひへん」、上に乗っているのはただの「タ」ではなく、犬も「大」では無い点に注意が必要ですね。