「十干」の意味と読み方とは？ヒントは「１０」

2025年11月28日

十干じっかんの意味

甲こう・乙おつ・丙へい・丁てい・戊ぼ・己き・庚こう・辛しん・壬じん・癸き
の総称。これに五行
ごぎょうの木・火・土・金・水を結びつけ、さらにそれぞれ兄
え（陽）と弟
と（陰）を配し、甲
きのえ・乙
きのと・丙
ひのえ・丁
ひのと・戊
つちのえ・己
つちのと・庚
かのえ・辛
かのと・壬
みずのえ・癸
みずのととよぶ。ふつう十二支と組み合わせて用い、年や日などを表す。→干支
えと →恵方

出典　デジタル大辞泉（小学館）

十干じっかんはここに注意

「十」の読み方に、念のため注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

漢字自体は、とてもカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「十干じっかん」の「十じっ」は他に「じゅう・じゅっ・と・とお」とも読みますよね。意味は、

• 数の名。
• じゅう。数の単位。「十指じっし」など
• 十回。
• １０番目。「十月じゅうがつ」など
• 数が多い。「十目じゅうもく」など
• 完全。「十分じゅうぶん」など

となっています。数ですよね。

「干かん」は他に「干ほす・干ひる・干おかす・干かかわる・たて・干もとめる」とも読みます。意味は、

• かわかす。「干害かんがい」など
• 水分がなくなる。「干魃かんばつ」など
• 道理に反した行いをする。
• 関与する。「干犯かんはん」など
• 欲しがる。
• 身を守る道具。「干戈かんか」など
• 十干じっかんのこと。「干支えと」など

となっています。水分がなくなる以外にも、意味があるのですね。

干支えとに関係している、十からなる総称のものをイメージして「十干じっかん」と覚えておきましょう！🧐

「十じっ」は針の象形から成り立ったという話もありますが、書くことがカンタンなのでそこまで覚える必要はありませんね。

「干かん」は先がふたまたになっている武器の象形から、ふせぐことを意味して成り立ったという話があります。🧐

ちなみに五行の木火土金水と結び付けると、甲きのえや癸みずのとなどの鬼滅の刃でも見るものになりますよ。

これも甲きのえから癸みずのとまで１０個ありますが、上から２つずつ、木火土金水の５つと結び付けているため多少は覚えやすいものとなっています。

さらにこの５つは、兄え（陽）と弟と（陰）に分かれているそうですよ。

甲乙なら木と組み合わせて甲きのえ、乙きのとであったり、戊己なら戊つちのえ、己つちのとのように、頭に木火土金水に関する読み方をいれてあげて、後ろには兄え（陽）か弟と（陰）を入れているようですね。🧐

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この言葉、どう使う？

• 十干じっかんの二番目は乙、十番目は癸である。
• 祖父は誕生日を干支で語り、そこには必ず十干じっかんの名が添えられていた。
• 十干じっかんの循環は、古代の知恵の結晶である。

同じ読み方の熟語👀

• 実感じっかん・・・実際に物事に接した時に得られる感じのこと。

まとめ

「十干じっかん」は、甲乙丙丁戊己庚辛壬癸こうおつへいていぼきこうしんじんきの総称なんですね。

干支えとに関係している、十からなる総称のものをイメージして覚えておきましょう！🧐

「十じっ」は針の象形から成り立ったという話もありますが、とてもカンタンに書けますよね。

「干かん」は先がふたまたになっている武器の象形から、ふせぐことを意味して成り立ったという話がありますよ。🧐

五行の木火土金水と結び付けると、甲きのえや癸みずのとなどの鬼滅の刃でも見るものになるのですが・・・。

これも甲きのえから癸みずのとまで１０個あり、上から２つずつ、木火土金水の５つと結び付けているため多少覚えやすいです。

この５つは、兄え（陽）と弟と（陰）に分かれているとのこと。

甲乙なら木と組み合わせて甲きのえ、乙きのとであったり、戊己なら戊つちのえ、己つちのとのように頭に木火土金水に関する読み方をいれ、後ろには兄え（陽）か弟と（陰）を入れています。🧐