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「秋霜」の意味と読み方とは?ヒントは「しも?」

ナヤミィ

秋霜って、なんと読むのかな??

フクロウ

「秋霜」はね、「しゅうそう」とも読むんだよ。

秋霜しゅうそうの意味

 秋の霜。

 《霜の降りたさまから》白髪
しらが

 《秋の霜が草木を枯らすところから》刑罰・権威の厳しさや意志の堅さなどのたとえ。

 《霜のように光るところから》刀剣。特に、鋭く光る刀剣。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

秋霜しゅうそうはここに注意

秋の霜以外にも意味があるため、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

どちらも、読み書きがカンタンなため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「秋霜しゅうそう」の意味は、秋の霜や鋭く光る刀剣のたとえなんだね。

ナヤミィ

秋なのに、そんなに寒いのか・・・。

フクロウ

秋の終わりが近いのかな。


秋霜しゅうそう」の「しゅう」は他に「あき・とき」とも読みます。意味は、

  • 四季の1つ。あき。秋口あきぐち」など
  • 大事な時。
  • 作物が実ること。
  • 年月。

となっています。四季の1つなので、カンタンですね。

そう」は他に「しも」とも読みますよね。意味は、

  • しも。霜天そうてん」など
  • しものように白いもの。また、きびしいもののたとえ。「霜鬢そうびん」など
  • 年月。「星霜せいそう

となっています。しもと言えば寒さ、寒さと言えば白い雪ですよね。

秋に降る霜から、そのまま「秋霜しゅうそうと覚えておきましょう!🧐

しゅう」は部首である「」の「のぎへん」に、「火」となっています。

「のぎへん」は、穀物の収穫などに関する字に主に使われますね。

秋の収穫で、火は乾かしたりすることに使われることから「しゅうが成り立ったという話もありますよ。

そう」は部首である「雨」の下に、「そう」となっています。

そして「そう」にはたがいに、助けるといった意味もありますよね。

しもは空気中の水分がこおったものですから、「雨」の助けも得て寒くなり、水分も増えたのでそれがしもになったイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🥶

フクロウ

霜の見た目から、他の意味でも使われるみたいだね。

秋霜の覚え方イメージ
秋でもこれだと、なかなか寒そうですね。

この言葉、どう使う?

  • 彼の眼差しは秋霜しゅうそうのように冷たく、誰一人言葉を発することができなかった。
  • その師の言葉は秋霜しゅうそうのごとく厳しく、しかも弟子のためを思った愛情に満ちていた。
  • 朝、野に下りれば秋霜しゅうそうが草葉を白く覆っていた。

同じ読み方の熟語👀

  • 愀愴しゅうそう・・・心配する様子。うれえ悲しむ様子。
  • 周匝しゅうそう・・・すみずみまで行きわたること。

秋霜しゅうそう」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 秋霜烈日しゅうそうれつじつ・・・意志や規律などが厳しく、不正などを決して許さないことのたとえ。
  • 秋霜三尺しゅうそうさんじゃく・・・曇りが少しもないように研がれた刀剣のこと。
  • 春露秋霜しゅんろしゅうそう・・・春の露と、秋の霜のこと。
ナヤミィ

ただの秋の霜、という訳ではないんだ。

フクロウ

秋に関係するの?と思ってしまうような意味もあるけどね。

まとめ

秋霜しゅうそう」は、秋の霜や鋭く光る刀剣のたとえなんですね。

そのまま、秋に降る霜から覚えておきましょう!🧐

しゅう」は部首の「」の「のぎへん」に、「火」です。

「のぎへん」は、穀物に関する字に主に使われますね。

秋の収穫で、火は乾かしたりすることに使われることから成り立ったという話もありますよ。

そう」は部首の「雨」の下に「そう」で、「そう」にはたがいに、助けるといった意味もあります。

しもは空気中の水分がこおったものなので、「雨」の助けでもっと寒くなり、雨で水分も増えたのでそれがしもになってしまったイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🥶