「輿地」の意味と読み方とは？ヒントは「万物」

2025年12月26日

輿地よちの意味

《万物をのせている輿
こしの意》地球。大地。全世界。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

輿地よちはここに注意

「輿よ」は準１級の漢字なので、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

「輿よ」の読み書きが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「輿地よち」の「輿よ」は他に「輿おおい・くるま・こし・輿のせる」とも読みます。意味は、

• 大勢。「輿論よろん」など
• くるま。
• 人やものをのせる。
• 万物をのせる台。転じて、大地。「坤輿こんよ」など
• 物事のはじまり。
• 召し使い。

となっています。「車」が使われている点に、注意しておきましょう。

「地ち」は他に「じ・つち・ところ」とも読みますよね。意味は、

• 大地。「陸地りくち」など
• 特定の土地。「領地りょうち」など
• 身分、立場。「地位ちい」など
• 本来持つ性質。「地力じりき」など
• その土地。「地酒じざけ」など
• 状況。「境地きょうち」など
• 語尾につける助辞じょじ。「驀地ばくち」

となっています。僕たちが立つ、大地のことでもありますよね。

全てのものをのせる大地として、地球をイメージして「輿地よち」と覚えておきましょう！🌍

「輿よ」の部首の「車」は、車の種類や名称、状態などに関する字に主に使われますね。

「車」の左右にあるものは、左右の手の指を組み合わせたり物を両手で捧げ持つ意味があるそうです。

ただ、今回は元の漢字よりも間の線が１本ずつ増えているので注意が必要ですよ。

２人が両手で物を持ち上げる象形から、２人以上で担かつぐ輿こしを意味して「輿よ」が成り立ったと言われています。🧐

「地」は部首である「土」に、「也や」となっていますよ。

ここでの「也や」は、ヘビの象形のようです。ヘビのようにうねうねと連なる地面を意味して「地」が成り立ったと言われています。

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この言葉、どう使う？

• 彼は広大な輿地よちに夢を馳せ、まだ見ぬ世界を想像した。
• 地図帳をひらけば、まるで輿地よちの旅に出たかのようであった。
• 子どもが壁の地図を指さしながら、「この輿地よちを全部見に行きたい」と言った。

「輿地よち」の類語

大地、地球全体という意味の言葉が似ていますね。

• 坤輿こんよ・・・大地。地球。
• 方輿ほうよ・・・大地。地球。
• 坤儀こんぎ・・・大地、地球。また、皇后こうごう。

同じ読み方の熟語👀

• 予知よち・・・何が起こるか、前もって知ること。
• 余地よち・・・余っている土地のこと。ゆとり、余裕。

まとめ

「輿地よち」は、地球全体のことなんですね。

全てのものをのせる大地として、地球をイメージして覚えておきましょう！🌍

「輿よ」の部首の「車」は、車の種類や状態などに関する字に主に使われますね。

「車」の左右にあるものは、左右の手の指を組み合わせたり物を両手で捧げ持つ意味を持つとのこと。

ただ、今回は元の漢字よりも間の線が１本ずつ増えています。

２人が両手で物を持ち上げる象形から、２人以上で担かつぐ輿こしを意味して成り立ったと言われていますよ。🧐

「地」は部首の「土」に、「也や」です。

ここでの「也や」は、ヘビの象形。そこから、うねうねと連なる地面を意味して成り立ったみたいですよ。