「活版」の意味と読み方とは?ヒントは「活字」

活版って、なんと読むのかな??

「活版」はね、「かっぱん」と読むんだよ。
活版の意味
活字を組み並べて作った印刷用の版。また、それによる印刷。活字版。植え字版。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
活版はここに注意
どちらも、そのまま読むわけではないため注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
書くことがとてもカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「活版」の意味は、活字を組み並べて作った印刷用の版のことなんだね。

じゃあ、これで印刷が出来るようになったんだ?

いや、その前から木版印刷というものもあったみたいだよ。
「活版」の「活」は他に「かつ・活きる・活ける・活かす」と読みます。意味は、
- いきる。いかす。「活用」など
- 勢いよく動く。「活気」など
- 気絶した人の息を吹き返らせる術。
- 活字の略。「活版」など
となっています。良い感じに活用していきたいですね。
「版」は他に「はん・ふだ・いた」と読みます。意味は、
- ふだ。いた。文字を書きつけるふだ。「版図」など
- 文字などを彫った板。「凸版」など
- 印刷して本を出すこと。「出版」など
- 土地や人口を記した帳簿。「版籍」など
となっています。書くことに関係していますね。
活字、つまり活版印刷に使う字型を組み並べて作られた、印刷用の板をイメージして「活版」と覚えておきましょう!🧐
「活」は部首である「さんずい」に、「舌」となっています。
「さんずい」は、水の状態などの水に関する字に主に使われますね。
「舌」は、口の中にあるしたや、言葉遣いの意味があります。
水が勢いよく流れる様子から「活」が成り立ったと言われていますよ。💧
「版」は部首である「片」に、「反」となっています。
部首の「片」は、板に関する字に主に使われますよ。
そのまま、文字を書く板をイメージして「版」を覚えておきましょう!

一応、活字は印刷された物という意味もあるよ。

この言葉、どう使う?
- この本は、僕が書いたもののなかで初めて活版になった物なんだ。
- 印刷所には、活版の機械が5台ほど並んでいる。
- その頃から、活版が出回り始めたんだ。
「活版」の類語
活版印刷に関する言葉が似ていますね。
- 文選・・・活版印刷で、原稿に合わせて活字を選び、文選箱と呼ばれる小さな容器に集めて並べること。
「活版」の熟語・ことわざ・慣用句
- 活版印刷・・・活版で印刷すること。また、その印刷物のこと。

板を活用しているんだ!

そう考えると、板の用途はたくさんあるんだね。
まとめ
「活版」は、活字を組み並べて作った印刷用の版のことなんですね。
活字、つまり活版印刷に使う字型を組み並べて作られた、印刷用の板をイメージして覚えておきましょう!🧐
活字は印刷された物、という意味もありますよ。
「活」は部首の「さんずい」に、「舌」です。
「さんずい」は、水に関する字に主に使われますね。
「舌」は口の中にあるしたや、言葉遣いの意味を持ちます。
水が勢いよく流れる様子から成り立った、と言われていますよ。💧
「版」は部首の「片」に、「反」です。
部首の「片」は、板に関する字に主に使われますね。
そのまま、文字を書く板をイメージして覚えておきましょう!
こちらはいかがでしょうか?
活字を並べて板を作り、インキをのせてプレスする活版印刷。
手のりサイズです!
名刺やメッセージカードなど、紙の小物を刷ることができますよ!☺️

どういったものか、体験してみた方がよさそうだよね。