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「疾風」の意味と読み方とは?ヒントは「速い」

2023年11月1日

ナヤミィ

疾風って、なんと読むのかな??

フクロウ

「疾風」はね、「しっぷう」と読むんだよ。

疾風しっぷうの意味

1 速く激しく吹く風。はやて。

2 風速毎秒8.0~10.7メートルで、風力階級5の風。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

疾風しっぷうはここに注意

はやて、とも読むことができます。

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

「疾」の読み方が少し引っかかるため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「疾風しっぷう」の意味は、速く、そして激しくく風のことなんだね。

ナヤミィ

他にも読み方があるんだね!

フクロウ

そうだね、覚えておこう!


疾風しっぷう」の「しっ」は他に「しつ・やまい・む・やましい・にくむ・はやい・し」とも読みます。意味は、

  • やまい。病気。「疾患しっかん」など
  • なやむ。くるしむ。「疾苦しっく
  • にくむ。「疾視しっし
  • はやい。疾走しっそう」など

となっています。

ぷう」は他に「ふう・ふ・かぜ・かざ・ならわし・すがた・ふり」とも読みます。意味は、

  • かぜがふく。突風とっぷう」など
  • かぜのたより。それとなく伝わる、うわさ話。「風評」など
  • すがた。かたち。「風格」など
  • おもむき。「風流」など
  • 病気。「風疹ふうしん」など
  • なびかせる。習わしや教え。「風紀」など
  • 遠回し。「風刺ふうし」など

となっています。

とっても速く疾走しっそうしてくる風のイメージで「疾風しっぷうと覚えましょう!

しつ」は人が矢に当たりケガをしたため、台にもたれかかっていることを意味しているそうです。そこから、やまいを意味する「しつ」が成り立ちました。

ぷう」は調べるといろいろ出てくるのですが、大昔は大きな鳥の神さまが風を起こす、それが「おおとり」になったと言われています。鳳凰ほうおうにも使われていますね。

中身が鳥となっているのですが、今の風は中身が虫となっています。実際には、「むし」が書かれていますね。😀

何故かというと、虫は竜のことを指しており、鳥ではなく竜が風を起こしている、という考えへと変化していった。そういう説があります。

漢字だけ覚えるのであれば、つくえの下に隠れたむしが、風を起こしている。そうイメージしてみるのも面白いですね!

フクロウ

風のこと、あまり知らなくても書けるよね。やはりカンタンだからかな?

疾風の覚え方イメージ
風が駆けぬけていきます!

この言葉、どう使う?

  • 奴は、疾風しっぷうのごとく逃げだした。
  • 連絡を入れると、彼は疾風しっぷうのごとく帰ってきてくれる。
  • その日は、遠くで葉を揺らしながら急に疾風しっぷうがおそってきた。

疾風しっぷう」の類語

激しい風、という意味の言葉が似ていますね。

  • 突風とっぷう・・・急に強く吹き、短時間でやむ風のこと。

疾風しっぷう」の対義語

疾風しっぷう」は激しい風のことなのに対して、こちらは弱い風のことになります。

  • 微風そよかぜ・・・そよそよと吹く風のこと。

疾風しっぷう」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 疾風迅雷しっぷうじんらい・・・激しく吹く風と雷。事態が急に変わり、行動が速いことなどに例える。
  • 疾風怒濤しっぷうどとう・・・激しく吹く風。激しい大波
  • 疾風しっぷう勁草けいそうを知る・・・書から、激しい風が吹いてはじめて、丈夫な草が見分けられること。苦しいことがあってはじめて、その人の強さが分かる、ということ。
  • 疾風勁草しっぷうけいそう・・・上に同じ。
ナヤミィ

同じくらい、速く覚えて見せる!

フクロウ

急ぎすぎて忘れないようにね!

まとめ

疾風しっぷう」は速く激しく吹く風、ということなんですね。

とても速く疾走しっそうしてくる風をイメージしてみましょう!

しつ」は人が矢に当たりケガをしたため、台にもたれかかっていることを意味することから、やまいを意味する「しつ」が成り立ったようですね。

ぷう」は漢字だけ覚えるのであれば、つくえの下に隠れたむしが、風を起こしているイメージをしてみるのも面白いのではないでしょうか?🧐

「はやて」の読み方も、聞いたことがある方は多そうです。😆

疾風しっぷう〇〇など、四字熟語で使われることもあるので、どちらの読み方も覚えておきたい言葉となっていますね!

二文字

Posted by 管理人