「弥栄」の意味と読み方とは？ヒントは「さかえる」

2023年4月5日2024年1月19日

弥栄いやさかの意味

［名］ますます栄えること。「国の―を祈る」

［感］繁栄を祈って叫ぶ声。ばんざい。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

弥栄いやさかはここに注意

弥生やよいなどで見る漢字ですが、読み方に注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

漢字はカンタンですが、読み方が難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「弥栄いやさか」の「弥いや」は他に「び・み・や・弥あまねし・弥ひさしい・弥わたる・弥つくろう・いよいよ」とも読みます。意味は、

• すみずみまで及ぶ。わたる。「弥久びきゅう」など
• とりつくろう。「弥縫びほう」
• おさめる。
• いよいよ。ますます。「弥栄いやさか」
• 梵語の音訳に使用。「弥勒みろく」など

となっています。今回は、ますますといった意味で使われているようですね！

「栄」は他に「えい・栄はえ・栄さかえる」と読みますよね。意味は、

• 物事がさかんになる。「繁栄はんえい」など
• ほまれ。名誉めいよ。「栄光えいこう」など

となっています。良い意味を持っています。

「弥」が使われている弥生やよい時代は学生時代に習いますよね？

その「弥」が使われている時代のように、ますます物事がさかんになる、繁栄していくといったイメージで「弥栄いやさか」と覚えてはいかがでしょうか？🧐

読み方は少し覚えにくそうですが・・・、「弥や」の前に「い」を入れて、「ぃや～栄さかえてほしい！」と心の底から思っているイメージをしておくと、覚えやすいかも知れません。

「弥」は旧字が「彌」となっているのですが、こちらだと覚えるのが大変そうですよね。😅

ですので、ここは部首である「弓」と「尓じ」で覚えましょう！

「尓じ」には他の語に添えて、その状態をあらわすと言う意味もあります。

そのため、弓のようにしなやかで伸びやかに及んでいる状態をイメージして、すみずみまで行きわたっているという「弥」を覚えてみてはいかがでしょう。

「栄」は元々「榮」で、燃えている火を組み合わせて立っている象形となっています。

部首でもある「木」を燃やして立てかけている・・・とすると松明たいまつをイメージするのが良いですね。

それがさかんに燃えてかがやいていることから、「栄」が成り立ったと言われています。

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この言葉、どう使う？

• お国の弥栄いやさかを祈る。
• 貴方のこれからの人生に、心より弥栄いやさかをおくります。頑張ってくださいね！
• お二人の弥栄いやさかを祈ります。

「弥栄いやさか」の類語

ますます栄さかえる、という意味の言葉が似ていますね。

• 繁栄はんえい・・・さかえて豊かになること。
• 発展はってん・・・勢いが出て、さかんになること。
• 振興しんこう・・・学業などが盛さかんになること。

「弥栄いやさか」の熟語・ことわざ・慣用句

• 弥栄音頭いやさかおんど・・・北海道の北西部のニシン漁でうたわれた、労働歌のこと。または、盆踊りの歌。

まとめ

「弥栄いやさか」は、ますます栄さかえるということなんですね。

「弥」が使われている時代のように、物事がさかんに繁栄はんえいしていくといったイメージで覚えてみてはいかがでしょうか。🧐

「弥や」の前に「い」を入れ、「ぃや～栄さかえてほしい！」と思っているイメージをしておくと、読み方が覚えやすくなるかも知れません・・・！

「弥」の「尓じ」には他の語に添えて、その状態をあらわすと言う意味もあります。

そのため、弓のようにしなやかで、伸びやかに及んでいる状態をイメージしてみましょう。すみずみまで行きわたりそうですよね。✨

「栄」は元々「榮」で、燃えている火を組み合わせて立っている象形となっています。

「木」が変わっていないのは、部首だからでしょうか。🧐

木を燃やして立てかけている松明たいまつをイメージしてみましょう。

さかんに燃え、かがやいていることから、成り立ったと言われていますよ。

格式張ったところで使われることが多い言葉となっているため、聞くことはほぼないかも知れませんね。

ただ、ボーイスカウトでは「いや～さか！」と言ったりするようです。万歳ばんざいとしても使われているからでしょうか。🤔