「颯爽」の意味と読み方とは？ヒントは「さわやか」

2024年4月12日

颯爽さっそうの意味

［ト・タル］［文］［形動タリ］人の姿や態度・行動がきりっとして、見る人にさわやかな印象を与えるさま。「—と歩く」「—たる風姿」

出典　デジタル大辞泉（小学館）

颯爽さっそうはここに注意

「颯さつ」の方を書くことはそこまで難しくありませんが、１級のため読み方には注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

読み書きが少しだけ難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「颯爽さっそう」の「颯」は他に「さつ・そう・はやて」とも読みます。意味は、

• 風の吹ふくさま。「颯然さつぜん」など
• きびきびしたさま。きよらかなさま。「颯爽さっそう」
• はやて。疾風しっぷう。

となっています。漢字に「風」が入っているとおり、風が吹ふいているようですね。

「爽そう」は他に「爽さわやか・爽あきらか・爽たがう」とも読みます。意味は、

• さわやか。すがすがしい。「爽快そうかい」など
• あきらか。夜が明けて明るい。「昧爽まいそう」など
• まちがえる。
• そこなう。

となっています。夜が明けたら、確かにすがすがしく感じそうですよね！

風がすばやくビュービューと吹ふくように、きびきびと動いている。風が通り抜けた後の、爽さわやかなイメージで「颯爽さっそう」と覚えておきましょう！🍃😄

「颯さつ」は部首の「風」と、「立りつ」になっています。

風立かぜだつ、つまり風が吹ふくとして「颯さつ」が成り立ったそうですよ。

「爽そう」は「大」に・・・「×」が４つあるようにも見えますね。

この「×」は、死体に入れられた入いれ墨ずみだという説があります。全然爽さわやかではありませんよね・・・。

「爽そう」の漢字、実は「日」と、「喪そう」という失うしなう意味を持つ漢字の組み合わせで成り立っているそうです。

日がまだ出ていない、明るくなり始めた夜明けを意味し、さらに「喪そう」に通じて損そこなうという意味もあらわしています。

夜明けと言えば、その日が始まる感じがしますよね。

そこから、今日という日が爽さわやかに始まるイメージで覚えることもできますね！

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この言葉、どう使う？

• ネクタイを締しめ直し、颯爽さっそうと歩きだした。
• 彼は、ついに見つけたと言わんばかりに、颯爽さっそうとした足取りで私に近づいてきた。
• 颯爽さっそうと馬に乗り、遠くへ駆かけていった。

「颯爽さっそう」の類語

きりっとしている、という意味の言葉が似ていますね。

• 凜凜りりしい・・・きりっと引き締しまっていること。

「颯爽さっそう」の対義語

「颯爽さっそう」は爽さわやかなことなのに対して、こちらは爽さわやかではないことになります。

• 湿しめっぽい・・・陰気いんきくさいこと。じめじめしていること。

「颯爽さっそう」の熟語・ことわざ・慣用句

• 英姿颯爽えいしさっそう・・・堂々として立派りっぱな姿で、勇いさましくきびきびとした様子。

まとめ

「颯爽さっそう」は、キリっとしていて爽さわやかな印象を与えることなんですね。

風がすばやく吹ふくように、キビキビ動いている。風が通り抜けた後のような、爽さわやかなイメージで覚えておきましょう！🍃😄

「颯さつ」は部首の「風」と、「立りつ」です。

風立かぜだつ、つまり風が吹ふくとして成り立ちました。

「爽そう」は「大」に「×」が４つあるようにも見えます。

「×」は死体に入れられた入いれ墨ずみだという説があるのですが、全然爽さわやかではありませんよね。

「爽そう」、実は「日」と「喪そう」という失うしなう意味を持つ漢字の組み合わせで成り立っているそうなんです。

日がまだ出ない明るくなり始めた夜明けを意味し、さらに「喪そう」に通じて損そこなうという意味もあらわしているようですね。🧐

夜明けは、その日が始まる感じがしませんか？

そこから、今日という日が爽さわやかに始まるイメージで覚えておきましょう！