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「烏鷺」の意味と読み方とは?ヒントは「白黒」

2023年10月11日

ナヤミィ

烏鷺って、なんと読むのかな??

フクロウ

「烏鷺」はね、「うろ」と読むんだよ。

烏鷺うろの意味

1 カラスとサギ。

2 黒と白。

3 黒い石と白い石をカラスとサギに見立てて、囲碁をいう語。「―の争い」

出典 デジタル大辞泉(小学館)

烏鷺うろはここに注意

」の方は少し漢字が難しく見えるので、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

漢字が少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「烏鷺うろ」の意味は、カラスとサギのことであり、それに見立てた白黒のことなんだね。

ナヤミィ

うわ、「」なんて書いたことあったかな・・・なんだか難しそう!

フクロウ

難しそうに見えるよね?でも、よく見てみると・・・。


烏鷺うろ」の「」は他に「お・からす・くろい・いずくんぞ・なんぞ」とも読みます。意味は、

  • カラスのこと。「烏合うごう」など
  • 黒い。「烏鷺うろなど
  • 太陽。「烏兎うと」など
  • 反問をあらわす。「烏有うゆう

となっています。太陽、というのは月にはウサギ、太陽にカラスがいるという伝説によるものだそうです🧐

」は他に「さぎ」とも読みます。意味は、

  • 鳥の名で、サギのこと。「白鷺はくろ」など

となっています。こちらは鳥であるサギのことをあらわしているのですね。

黒い烏と白い鷺、お互いを合わせて白黒イメージ烏鷺うろと覚えましょう!

」は全身が真っ黒で目がどこにあるか分からない、というところから「鳥」の目の部分を外して「烏」となったと言われています。なので、「鳥」よりも1本少なくなっているのを忘れないようにしましょう😎

」は難しそうに見えますが、よく見ると「路」と「鳥」でできているのが分かります。ここで注意なのは、「烏」ではなく「鳥」だという点です。そのため、道を行く鳥として、「」を覚えておきましょう!

フクロウ

白鷺しらさぎと聞いたことがあれば、色に関しては覚えやすいね!

烏鷺の覚え方イメージ
うろうろ・・・、どこに置こうかなぁ~。

この言葉、どう使う?

  • この烏鷺うろの争いが、これからの人生を決めると言っても過言かごんではない。
  • 烏鷺うろのような色、と言えば理解できるだろうか。
  • 奥の部屋から、烏鷺うろの争いの音がかすかに聞こえてくる。一体誰と・・・。

同じ読み方の漢字👀

  • 雨露うろ・・・あめつゆのこと。
  • 迂路うろ・・・回り道のこと。
  • 有漏うろ・・・仏語で、煩悩ぼんのうがある状態のこと。
  • うろ・空・虚・・・中身がカラになっているところ。

烏鷺うろ」の熟語・ことわざ・慣用句

  • 烏鷺うろの争い・・・囲碁で勝負すること。
ナヤミィ

確かに、囲碁で使うのって白黒の碁石だよなぁ~。

フクロウ

同じような色だから動物で表現する、というのもなかなか面白いね!

まとめ

烏鷺うろ」はカラスとサギのことであり、それに見立てた白黒のことなんですね。

カラスは黒、サギは白ということです。とは言っても、サギは白だけでは無いのですが・・・。

白鷺しらさぎという言葉があるので、このイメージで覚えてみるのが一番楽そうですね🐦

二文字

Posted by 管理人