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「弊社」の意味と読み方とは?ヒントは「自分の」

2024年6月3日

ナヤミィ

弊社って、なんと読むのかな??

フクロウ

「弊社」はね、「へいしゃ」と読むんだよ。

弊社へいしゃの意味

自分の会社をへりくだっていう語。小社。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

弊社へいしゃはここに注意

へい」は少し書きにくいため、注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★☆☆☆

よく使われるものではありますが、書くことが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「弊社へいしゃ」の意味は、自分の働く会社を、へりくだって言う時に使うものなんだね。

ナヤミィ

そういえばそうだった・・・。ほとんど書くことが無いから、忘れていたよ!

フクロウ

人によってはメールなどで打ち込むだけで、実際に書くことはあまり無いかも知れないね。


弊社へいしゃ」の「へい」は他に「やぶれる・ついえる・つかれる」とも読みます。意味は、

  • やぶれてボロボロになる。「弊衣へいい」など
  • 体がよわる。つかれる。「疲弊ひへい
  • 害になる。「語弊ごへい」など
  • 謙遜けんそんを示す。「弊社へいしゃなど

となっています。あまり、良いイメージの漢字では無さそうですよね。🤔

しゃ」は他に「じゃ・やしろ」とも読みますよね。意味は、

  • 土地の神さま。また、神をまつる所。「神社じんじゃ」など
  • 組織。人の集まり。「会社かいしゃ」など
  • 世の中。「社交しゃこう」など
  • 会社などの略。「商社しょうしゃなど

となっています。神さま・・・、確かに神社にも「社」が入っていましたね!

へい」には弱っている、ボロボロになっているといった意味もありますので、「自分の会社は御社には及びません・・・😶」といったイメージを持ちつつ、へりくだって自分の会社のことを言っているイメージで「弊社へいしゃと覚えましょう!

下手したてに出ておけば、ほとんどの相手からは悪いようには受け取られないからでしょうね。

へい」は「へい」に、部首である「きょう」となっています。

部首の「きょう」は、両手で持つことや捧げ持つことなど、両手の動作に関する字に主に使われるとのこと。

へい」には弱る。破れてボロボロになる。またはへりくだって言う意味がありますよね。

そこから、弱ってボロボロな状態の自分が、へりくだりつつ両手で相手に捧げものをしているイメージで「へいを覚えてみましょう!😨

しゃ」は神さまへのいけにえをささげる台、そしてまつるために使った土の象形となっているようです。

そういえば、会社で神棚かみだなを置いて祭っているところもありますよね。

人が多く集まる所ほど、神頼かみだのみが必要になるのかも知れません。🤔

フクロウ

お願いをする時は、やはり下手したてにでるよね。

弊社の覚え方イメージ
実際にはボロボロでは無いはず・・・、謙遜けんそんしているだけですね。

この言葉、どう使う?

  • 弊社へいしゃが成長できたのも、全て貴社のおかけでございます。
  • 弊社へいしゃにて調査を進めた結果、弊社の不手際が原因でございました。
  • 日頃より弊社へいしゃをご利用いただき、ありがとうございます。

弊社へいしゃ」の類語

自分の会社、という意味の言葉が似ていますね。

  • 小社しょうしゃ・・小さな会社や、自分の会社をへりくだって言う。
  • 本社ほんしゃ・・会社の本拠地。
  • 当社とうしゃ・・・自分の会社。また、この会社。

弊社へいしゃ」の対義語

弊社へいしゃ」は自分の会社のことなのに対して、こちらは相手の会社のことになります。

  • 御社おんしゃ・・・相手の会社をうやまっていう。
  • 貴社きしゃ・・・相手をうやまい、その相手の会社のことをいう。

同じ読み方の熟語👀

  • 兵舎へいしゃ・・・兵士が寝起きする建物。
  • 平射へいしゃ・・・平面に投影すること。
  • 兵車へいしゃ・・・戦いに使う車。
  • 弊舎へいしゃ・・・いたんだ家。または、自分の家をへりくだって言う。
  • 蔽遮へいしゃ・・・さえぎって止めること。
ナヤミィ

こういう時は弊社って感じで、実際はあまり深くは考えずに使っているのかも知れないね。

フクロウ

いつも使うと慣れてしまうからね。でも、謙遜けんそんの心は忘れないようにしたい!

まとめ

弊社へいしゃ」は、自分の働く会社をへりくだって言う時に使うものなんですね。

私共の会社は御社には及ばない、といったイメージが相手に伝わるように、へりくだって自分の会社のことを言っているイメージだと覚えておきましょう。🧐

へい」の「へい」には弱る、破れてボロボロになる。また、へりくだって言う意味があります。

そして部首の「きょう」には、両手で持って捧げるといった意味があるとのこと。

ボロボロな状態で、へりくだりつつ両手で相手に捧げているイメージで覚えてみましょう!

しゃ」は神さまへのいけにえをささげる台、そしてまつるために使った土の象形となっているようです。

社会人であれば、誰でも使うことがある熟語となっています。

確実に覚えておくべきものですね!💪

二文字

Posted by 管理人