「披瀝」の意味と読み方とは?ヒントは「打ち明ける」

披瀝って、なんと読むのかな??

「披瀝」はね、「ひれき」と読むんだよ。
披瀝の意味
[名](スル)心の中を包み隠さずに打ち明けること。「本心を—する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
披瀝はここに注意
「瀝」は1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
「瀝」の読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「披瀝」の意味は、心の中を隠さずに打ち明けることなんだね。

う~ん、「瀝」がどういう意味を持っているのか、よく分からないな・・・。

「瀝」は、なかなか面白いと思うよ!
「披瀝」の「披」は他に「披く」とも読みます。意味は、
- 閉じてあるものを開く。「親披」など
- 打ち明ける。手の内を開いて見せる。「披露」など
となっています。隠していた物を、見せているのでしょうか。
「瀝」は他に「瀝る・瀝ぐ・しずく」とも読みます。意味は、
- しずく。「余瀝」など
- したたる。そそぐ。「滴瀝」など
- 液体をこす。汁をこしてしぼり出す。「披瀝」など
となっています。液体が出てきているみたいですね。
自分の心の中からあふれ出てしまいそうな思いを、しぼり出すように打ち明けるイメージで「披瀝」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
「披」は部首である「てへん」に、「皮」となっています。
部首の「てへん」は、手を使った動作に関する字に主に使われますね。
「皮」は、表面やものの表面をおおっている毛皮などの意味があります。
手で皮をはぎとる象形から、開くことを意味して「披」が成り立ったと言われていますよ。🧐
「瀝」は部首である「さんずい」に、「歷」となっています。
部首の「さんずい」は、水の状態などの水に関する字に主に使われますね。
「歷」は経過する、とびこえる、次々に、はっきりしているさまの意味を持つようです。
今回使われているのは、「歴」の旧字のようですね。
時間が経ち、水が次々と滴りしずくになったイメージで「瀝」を覚えてはいかがでしょうか?💧

「瀝」の書き間違いに、注意したいね。

この言葉、どう使う?
- 彼女にだけは、本心を披瀝しても良いだろうか。
- 打ち解けてきたが、それでもお互い本心を披瀝することはなかった。
- 熱心に披瀝しても、思いが彼に届くことはなかった。
「披瀝」の類語
本心を言う、という意味の言葉が似ていますね。
- 告白・・・秘密にしていたことを、打ち明けること。キリスト教で、自己の信仰を公に表明すること。
- 激白・・・隠していることなどを、あからさまに打ち明けること。
- 吐露・・・思っていることを隠さず、打ち明けること。

なるほど、液体が出てきている感じなんだ。

すでに滴っているなら、もう隠し通すことは出来なそうだよね。
まとめ
「披瀝」は、心の中を隠さずに打ち明けることなんですね。
自分の心の中からあふれ出てしまいそうな思いを、しぼり出すように打ち明けるイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「披」は部首の「てへん」に、「皮」です。
部首の「てへん」は、手を使った動作に関する字に主に使われますよ。
「皮」は、表面やものの表面をおおっている毛皮などの意味を持ちますね。
手で皮をはぎとる象形から、開くことを意味して成り立ったようです。🧐
「瀝」は部首の「さんずい」に、「歷」です。
部首の「さんずい」は、水に関する字に主に使われますね。
「歷」は経過する、とびこえる、次々に、はっきりしているさまの意味があります。
今回は、「歴」の旧字ですね。
時間が経ち、水が次々と滴りしずくになったイメージで覚えてはいかがでしょうか?💧