「含嗽」の意味と読み方とは?ヒントは「含む」

含嗽って、なんと読むのかな??

「含嗽」はね、「がんそう」と読むんだよ。
含嗽の意味
[名](スル)口をすすぐこと。うがい。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
含嗽はここに注意
「嗽」は1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「嗽」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「含嗽」の意味は、口をすすぐことなんだね。

うがいって、こんな面倒な書き方もあるのか・・・。

実は、「嗽」も「うがい」と読めるんだよ。
「含嗽」の「含」は他に「かん・ごん・含む」とも読みますよね。意味は、
- 口の中にふくむ。「含味」など
- ふくみ持つ。あわせ持つ。「含有」など
- 感情などをあらわに出さない。「含羞」
となっています。何かの中に入っているようですね。
「嗽」は他に「そく・嗽ぐ・うがい・せき・嗽く・嗽う」とも読みます。意味は、
- 口をすすぐ。うがいをする。「含嗽」
- せきをする。「咳嗽」
- すいこむ。
となっています。口から、出たり入ったりしていますね。
うがいをするために、水を口の中に含んでいるイメージで「含嗽」と覚えておきましょう!🧐
「含」は部首である「口」に、「今」となっています。
部首の「口」は、食べることや声を出すなどの口の働きに関する字に主に使われますね。
「今」は、現在や間もなくなどの意味がありますが・・・。
口に何かを含んでいる様子から、「含」が成り立ったと言われていますよ。🤭
「嗽」は部首である「口」に、「欶」となっています。
「欶」は口ですう、せきをする意味があるとのこと。
「うがい」は、実はアユ漁で有名な鵜飼が語源とされていますよ。
鵜に水中で魚を飲み込ませて、引き上げてから吐かせる方法で、この一連の動作が「うがい」に似ていることから呼ばれるようになったそうです。🧐
吸い込む際に口の中に水も一緒に入ってきているので、そこから口をすすぐ、はき出すイメージで「嗽」を覚えておきましょう!

鵜は、クチバシが長く鋭いんだ。

この言葉、どう使う?
- 含嗽の回数を増やすべきだ。
- 顔を洗い含嗽すると、頭がハッキリしてきた気がする。
- 洗面所から、大きな含嗽の音がした。
「含嗽」の類語
口をすすぐ、という意味の言葉が似ていますね。
- 嗽・・・液体を口に含み、口やのどをすすぐこと。
同じ読み方の熟語👀
- 岩相・・・岩石の見かけ上の特徴のこと。
- 雁瘡・・・皮膚病の一種。
- 含漱・・・含嗽と同じ。

「嗽」って、少し難しいな・・・。

実は夏目漱石の「漱」も、似た意味と書き方なんだ!
「さんずい」を「口」に変えるだけだから、これなら覚えやすくなりそうだね。
まとめ
「含嗽」は、口をすすぐことなんですね。
うがいをするために、水を口の中に含んでいるイメージで覚えておきましょう!🧐
「含」は部首の「口」に、「今」です。
部首の「口」は、食べることなどの口の働きに関する字に、主に使われますね。
「今」は現在、間もなくなどの意味があります。
口に何かを含む様子から成り立った、と言われていますよ。🤭
「嗽」は部首の「口」に、「欶」です。
「欶」は、口ですうことやせきをする意味があるとのこと。
「うがい」は、実はアユ漁で有名な鵜飼が語源とされています。
鵜に水中で魚を飲み込ませ、引き上げてからはき出させる方法で、この一連の動作が「うがい」に似ていることから呼ばれるようになったとのこと。🧐
吸い込む際に口の中に水も一緒に入ってきているため、そこから口をすすぐ、はき出すイメージで覚えておきましょう!
こちらはいかがでしょうか?
うがい薬は聞いたことがありますよね。
水道水だけだと心配な方は、こちらのような優れた殺菌・消毒効果を持つうがい薬の方が良いでしょう。
一時期より感染症の危険は減ったとはいえ、帰宅後に口の中を殺菌するのは悪いことではありませんからね。

すすぐだけなら、水でも良いんだろうけど・・・。