「帰依」の意味と読み方とは?ヒントは「すがる」

帰依って、なんと読むのかな??

「帰依」はね、「きえ」と読むんだよ。
帰依の意味
[名](スル)神仏や高僧を信じてその力にすがること。「三宝 (さんぼう) に—する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
帰依はここに注意
「依」の読み間違いに注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
「依」の読み方を間違える可能性があるため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「帰依」の意味は、神仏などを信じ、その力にすがることなんだね。

すがる、とは?

頼っているんだね!
「帰依」の「帰」は他に「帰る・帰ぐ・帰る」とも読みます。意味は、
- かえる。「帰国」など
- ある所におちつく。「帰趨」など
- とつぐ。「帰嫁」
- 贈る。
となっています。すでにあるべき場所におちつく、行きつくという意味がありますね。
「依」は他に「い・依る」とも読みます。意味は、
- 頼る。よりかかる。「依存」など
- よりどころとする。「依願」など
- もとのまま。「依然」など
- はっきりしない。「依稀」など
となっています。他を頼っています。
神仏などを信じ、自分の場所はここだとして頼っているイメージで「帰依」と覚えておきましょう!🙏
「帰」は部首である「はばへん」と、「帚」になっています。
「はばへん」は、布で作られた物に関する字に主に使われているとのこと。
「帚」は掃除をするための道具である、ほうきを意味しています。
神様に供える肉とほうきの象形から、無事に帰った時に綺麗にした場所で、神様に感謝をする意味で成り立ったと言われています。
「依」は部首である「にんべん」に、「衣」となっています。
「にんべん」は、人の状態や性質などに関する字に主に使われますね。
「衣」は衣服や身につけること、服従して行うなどの意味もあるそうです。
人は衣服が基本的に必要なので、服に依存していますよね。
そこから、頼っているイメージで「依」を覚えておきましょう!👔

安心できるのかも知れないね。

この言葉、どう使う?
- もはや帰依するしか、道はないのか。
- 仏教に帰依した。
- 国民の多くが、帰依している。
「帰依」の類語
神仏などを信じる、という意味の言葉が似ていますね。
- 信仰・・・神仏などを信じてあがめること。また、 特定の対象を絶対のものと信じて疑わないこと。
- 信心・・・神仏を信仰する心。
- 狂信・・・冷静な判断力を失い、激しく信じ込むこと。
「帰依」の熟語・ことわざ・慣用句
- 帰依三宝・・仏門に入って、教えに従うこと。
- 帰依僧・・・三宝のうちの、僧に帰依すること。
- 帰依仏・・・三宝のうちの、仏に帰依すること。
- 帰依法・・・三宝のうちの、仏の説いた法に帰依すること。

確かに、不思議な力なら頼っちゃいたくなるけど・・・。

信じるかどうかは、自由だからね。
まとめ
「帰依」は神仏などを信じ、その力にすがることなんですね。
神仏などを信じ、自分の場所はここだとして頼っているイメージで覚えておきましょう!🙏
「帰」は、部首の「はばへん」と「帚」です。
「はばへん」は、布で作られた物に関する字に使われるそうですね。
「帚」は、掃除をするためのほうきを意味しています。
神に供える肉とほうきの象形から、無事に帰宅した時に綺麗な場所で、神に感謝をする意味で成り立ったそうですよ。
「依」は部首の「にんべん」に、「衣」です。
「にんべん」は、人の状態や性質などに関する字に主に使われますよ。
「衣」は衣服や身につけること、服従して行うなどの意味もあるとのこと。
人は衣服が基本的に必要なので、服に依存しますよね。
そこから、頼っているイメージで覚えておきましょう!👔