「服膺」の意味と読み方とは?ヒントは「胸」

服膺って、なんと読むのかな??

「服膺」はね、「ふくよう」と読むんだよ。
服膺の意味
[名](スル)心にとどめて忘れないこと。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
服膺はここに注意
「膺」は1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「膺」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「服膺」の意味は、心にとどめて忘れないことなんだね。

服を着るようにってこと?

「服」には、体や心に受け入れるという意味もあるからね。
「服膺」の「服」は他に「きもの・服る・服う・服む」とも読みます。意味は、
- 身につけるもの。着物。「衣服」など
- 付き従う。「敬服」など
- 身につける。体や心に受け入れる。「服用」など
- 従事する。「服役」など
- 喪にこもる。「服忌」など
となっています。身に付けたり付き従ったり、近くにいるイメージのある漢字ですね。
「膺」は他に「おう・むね・膺ける・膺つ」とも読みます。意味は、
- 胸。「服膺」
- 当てる。引き受ける。
- うつ。征伐する。「膺懲」
となっています。胸の意味を持つことが分かりました!
頭ではなく胸、つまり心に身につけて忘れないようにするイメージで「服膺」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「服」の部首は「月」で、月に関する字に主に使われますね。
人が何かを身につけることから「服」が成り立ったと言われていますよ。👕
「膺」の部首は「にくづき」で、肉や人の体などに関する字に主に使われますね。
この上には家屋の屋根を意味する「广」、そして「にんべん」に尾の短い鳥の総称を意味する「隹」が使われています。
「广」を頭として、鳥を胸に抱いているイメージで「膺」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
抱擁しているのかも知れませんね。

体のどこのことか、忘れないように心にとどめておこう!

この言葉、どう使う?
- 先生のお言葉を服膺している。
- それは、僕らが服膺すべき金言だ。
- 服膺せずとも、問題ないようなことだ。
同じ読み方の熟語👀
- 服用・・・薬を飲むこと。また、衣服を身につけること。
- 複葉・・・ 葉身が2枚以上の小葉からなる葉。
「服膺」の熟語・ことわざ・慣用句
- 拳拳服膺・・・人の教えなどを心にしっかりと留め、忘れないこと。

ただの「胸」でも良いような・・・。

心に抱きかかえているかも知れないから、「膺」の方が良いのかもね。
まとめ
「服膺」は、心にとどめて忘れないことなんですね。
頭ではなく胸、つまり心に身につけて忘れないようにするイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「服」の部首は「月」で、月に関する字に主に使われます。
人が何かを身につけることから成り立った、と言われていますよ。👕
「膺」の部首は「にくづき」で、肉や人の体などに関する字に主に使われます。
上には家屋の屋根を意味する「广」、そして「にんべん」に尾の短い鳥の総称を意味する「隹」があります。
「广」を頭として、鳥を胸に抱いているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
抱擁しているのかも知れません。