「邃古」の意味と読み方とは?ヒントは「昔」

邃古って、なんと読むのかな??

「邃古」はね、「すいこ」と読むんだよ。
邃古の意味
おおむかし。太古。上古。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
邃古はここに注意
「邃」は1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「邃」の読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「邃古」の意味は、大昔のことなんだね。

「邃」って、そんなに古いんだっけ?

奥深い、という意味を持っているよ。
「邃古」の「邃」は他に「邃い・邃い・邃い」とも読みます。意味は、
- 奥深い。遠い。「幽邃」など
となっています。深すぎて、距離があるみたいですね。
「古」は他に「古い・古す・いにしえ」とも読みますよね。意味は、
- 古い。古びている。「古風」など
- 昔。いにしえ。「尚古」など
- ふるす。長く使ってふるくなる。
となっています。昔のことですね。
遠い昔をイメージして「邃古」と覚えておきましょう!🧐
「邃」の部首は「しんにょう」で、行くことや進むことなどに関する字に主に使われますね。
「遂」の旧字の上に、「穴」があるみたいです。
「遂」は成しとげる、育つ、ついに、かなうなどの意味を持ち、「穴」はくぼんでいるところ、人体の急所などの意味を持ちますよね。
穴の奥深くまで進んで行き、遠いところまで行く任務を成しとげるイメージで「邃」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
「古」は部首である「口」に、「十」となっていますね。
部首の「口」は、食べることや声を出すなどの口の働きに関する字に主に使われます。
「十」は数が多いことや、数の名でもありますよね。
固いかぶとの象形から、古いことを意味する「古」が成り立ったという話もありますよ。🧐

遠いのは、時代なんだね。

「邃古」の類語
大昔、という意味の言葉が似ていますね。
- 太古・・・とても遠い昔のこと。
- 上古・・・大昔のこと。
- 鴻荒・・・大昔のこと。
同じ読み方の熟語👀
- 出挙・・・古代、農民へ稲の種もみや金銭・財物を貸し付け、利息とともに返還させた制度のこと。
- 推古・・・調べて昔の事柄をおしはかること。

そうか、「邃」は古いんじゃなくて遠いんだね。

そう、だから遠い昔のことだよ。
まとめ
「邃古」は、大昔のことなんですね。
遠い昔をイメージして覚えておきましょう!🧐
「邃」の部首は「しんにょう」で、行くことなどに関する字に主に使われますね。
「遂」の旧字の上に、「穴」を書いておきましょう。
「遂」は成しとげる、育つ、ついに、かなうなどの意味があり、「穴」はくぼんでいるところ、人体の急所などの意味がありますね。
穴の奥深くまで進んで行き、遠いところまで行く任務を成しとげるイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「古」は部首の「口」に、「十」です。
部首の「口」は、食べることなどの口の働きに関する字に主に使われますよ。
「十」は数が多いことや、数の名でもあります。
固いかぶとの象形から、古いことを意味して成り立ったという話もありますよ。🧐