「親披」の意味と読み方とは?ヒントは「みずから」

親披って、なんと読むのかな??

「親披」はね、「しんぴ」と読むんだよ。
親披の意味
《みずからひらく意》封書の脇付 (わきづけ) の一。宛名人が自分で開封するようにという気持ちを示す。親展。直披 (じきひ) 。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
親披はここに注意
「披」の読み間違いに注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きは難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「親披」の意味は、宛名人が自分で開封するようにという気持ちを示すことなんだね。

親しい人に打ち明ける、みたいな意味ではないんだ。

「親」は自ら、という意味もあるからね!
「親披」の「親」は他に「おや・親しい・親ら」とも読みます。意味は、
となっています。親は身内ですから、親しくてもおかしくはないですよね。
「披」は他に「ひ・披く」と読みます。意味は、
- 閉じてあるものを開く。「披閲」など
- 打ち明ける。手の内を開いて見せる。「披瀝」など
となっています。隠していた物を、見せているのでしょうか。
自分の手で、閉じてあるものを開くイメージで「親披」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「しんひ」だと読みにくいので、「しんぴ」と読んでおきましょう!
「親」は部首である「見」に、「亲」となっています。
部首の「見」は、目で見る行為に関する字に主に使われますね。
「亲」は読み方が難しいですが、これは「しん」と言います。これも、「親」と似たような意味があるのですが・・・。
木の上に立って見守っているのが親、というわけではなく、身近に接することができるような間柄を意味している、という話もあるんです。
ただ、他にも説があって難しいので、書くことだけを考えた場合はやはり「木の上に立つ親が見ている」イメージのままが良いのかも知れませんね。👨👩👧👦
「披」は部首である「てへん」に、「皮」となっています。
部首の「てへん」は、手を使った動作に関する字に主に使われますね。
「皮」は、表面やものの表面をおおっている毛皮などの意味があります。
手で皮をはぎとる象形から、開くことを意味して「披」が成り立ったと言われていますよ。🧐

自分で開けてほしいんだね。

「親披」の類語
自分で開封してほしい、という意味の言葉が似ていますね。
- 直披・・・自分で直接開いてみてくださいの意。
- 親展・・・手紙などで、名宛人自身が開封して読んでほしいという意で使う語。
同じ読み方の熟語👀
- 心皮・・・種子植物で、雌しべを構成する特殊な葉のこと。
- 真皮・・・皮膚の表皮の下の結合組織層のこと。
- 真否・・・真実と、真実でないこと。
- 秦皮・・・トネリコの別名。
- 神秘・・・人の知恵でははかり知れない、不思議なこと。

開く人を、指定しているのか。

まあ、送った相手に開けてほしいというのは当然だよね。
まとめ
「親披」は、宛名人が自分で開封するようにという気持ちを示すことなんですね。
自分の手で、閉じてあるものを開くイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「しんひ」だと読みにくいので、「しんぴ」と読みましょう!
「親」は部首の「見」に、「亲」です。
部首の「見」は、目で見る行為に関する字に主に使われますよ。
「亲」は「しん」と言い、「親」と似たような意味があるのですが・・・。
身近に接することができるような間柄を意味している、という説もあるとのこと。
ただ、他にも説があるため、書くことだけを考えてやはり「木の上に立つ親が見ている」イメージのままが良いのかも知れません。👨👩👧👦
「披」は部首の「てへん」に、「皮」です。
部首の「てへん」は、手を使った動作に関する字に主に使われますよ。
「皮」は、表面やものの表面をおおっている毛皮などの意味を持ちますね。
手で皮をはぎとる象形から、開くことを意味して成り立ったようです。🧐