「撞着」の意味と読み方とは?ヒントは「矛盾」

撞着って、なんと読むのかな??

「撞着」はね、「どうちゃく」と読むんだよ。
撞着の意味
[名](スル)
1 つきあたること。ぶつかること。
2 つじつまが合わないこと。矛盾。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
撞着はここに注意
「撞」は準1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
読み書きはそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「撞着」の意味は、ぶつかることや矛盾することなんだね。

確かに、読むのは難しくないけど・・・。

「撞」に何の意味があるか、見てみよう!
「撞着」の「撞」は他に「とう・しゅ・撞く」とも読みます。意味は、
- つく。「撞球」
- 突き当たる。「撞着」など
となっています。何かにぶつかっていますね。
「着」は他に「じゃく・着る・着く・着ける」とも読みます。意味は、
- 衣服などを身につける。「着衣」など
- ぴたりとくっつける。「膠着」など
- 行きつく。「逢着」など
- 決まりがつく。落ち着く。「決着」など
- とりかかる。「着工」など
- 一点に注目する。「着眼」など
- 囲碁で、石をうつこと。「失着」など
- 心がとらわれる。「愛着」など
- 衣服を数える語。
となっています。色々ありますね・・・!
ぴたりとくっつく位の近距離で突き当たってしまったり、矛盾点に突き当たってしまったイメージで「撞着」と覚えておきましょう!🧐
「撞」は部首である「手」の「てへん」に、「童」となっています。
「てへん」は、手を使った動作に関する字に主に使われますね。
「童」は未成年者、頭髪のないさま、召し使いの意味があるそうです。
どうやら、入れ墨を入れるのに使う針の象形と、人の目と重い袋の象形から奴隷を意味して「童」が成り立ったとのこと。
子供を意味している漢字だと思っていましたが、実は重い意味もあったのですね。
そして、「撞」はドンという音をあらわす擬声語から、手でドンとつく意味で成り立ったという話があります。🧐✋
奴隷が逃げようと手を伸ばしても、周りには壁しかないのかも・・・。
「着」の部首である「羊」は、ヒツジやヒツジに似た動物などに関する字に主に使われますね。
身につけることを意味して「着」が成り立ったと言われていますよ。🧐

「撞」は何にぶつかっているか、状況をイメージできると覚えやすいかも知れないね。

この言葉、どう使う?
- 話の前後が撞着する。
- 避けるべき問題に撞着することも、時にはあるだろう。
- 今思えば、彼の言動は最初から撞着している気がする。
「撞着」の類語
つじつまが合わない、という意味の言葉が似ていますね。
- 矛盾・・・二つの物事がくいちがっていて、つじつまが合わないこと。
同じ読み方の熟語👀
- 同着・・・同時に決勝点や目的地などに着くこと。
「撞着」の熟語・ことわざ・慣用句
- 矛盾撞着・・・前後のつじつまが合わず、論理的におかしいこと。
- 自家撞着・・・同じ人の言動や文章などが、前後で矛盾していること。

何となく、音が鳴っているのをイメージできたような・・・。

壁があるような気がするよね。
まとめ
「撞着」は、ぶつかることや矛盾することなんですね。
ぴたりとくっつく位の近距離で突き当たってしまったり、矛盾点に突き当たってしまったイメージで覚えておきましょう!🧐
「撞」は部首の「手」の「てへん」に、「童」です。
「てへん」は、手を使った動作に関する字に主に使われますよ。
「童」は未成年者、頭髪のないさま、召し使いの意味があります。
入れ墨のために使う針の象形と、人の目と重い袋の象形から奴隷を意味して「童」が成り立ったようですよ。
実は、重い意味もあったのですね。
そして、「撞」はドンという音をあらわす擬声語から、手でドンとつく意味で成り立ったとのこと。🧐✋
奴隷が逃げようと手を伸ばしても、周りには壁しかないのかも知れません・・・。
「着」の部首の「羊」は、ヒツジやヒツジに似た動物などに関する字に主に使われます。
身につけることを意味して成り立った、と言われていますよ。🧐