「涓滴」の意味と読み方とは?ヒントは「しずく」

涓滴って、なんと読むのかな??

「涓滴」はね、「けんてき」と読むんだよ。
涓滴の意味
1 水のしずく。したたり。
2 わずかなこと。少しばかり。「—の功を奏する」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
涓滴はここに注意
「涓」は1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「涓」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「涓滴」の意味は、水の滴やわずかなことなんだね。

少しだけなのか。

しずくは、液体の粒だからね。
「涓滴」の「涓」は他に「しずく・涓か」とも読みます。意味は、
- 水のしずく。「涓涓」
- 小さい流れ。「涓流」
- わずか。すこし。「涓毫」
- はらい清める。
となっています。水が少しだけあるみたいですね。
「滴」は他に「しずく・滴る・滴れる」とも読みます。意味は、
- 点々としたたり落ちる水。しずく。「雨滴」など
- したたる。「滴下」
となっています。しずくなので、それだけだと多くはないですね。
少しだけ、水が滴り落ちているイメージで「涓滴」と覚えておきましょう!🧐
「涓」は部首である「さんずい」に、「肙」となっています。
「さんずい」は、水の状態や水に関する字に主に使われますね。
「肙」は小さな虫の名で、ぼうふらの意味があるようです。
ぼうふらは蚊の幼虫とのことなので、とても小さいですよね。
そこから、少しだけの水をイメージして「涓」を覚えておきましょう!💧
「滴」は部首である「さんずい」に、「啇」となっています。
部首の「さんずい」は、水の状態などの水に関する字に主に使われますね。
「啇」は、根元や垂れる意味があるようです。
丸く寄り、したたり落ちる水をしずくを意味して「滴」が成り立ったと言われていますよ。💧

「涓」には、あの小さな虫が入っているんだね。

この言葉、どう使う?
- 涓滴の功を奏する。
「涓滴」の類語
水のしずく、という意味の言葉が似ていますね。
- 一水・・・水や酒のひとしずく。ひとすじの水流。
同じ読み方の熟語👀
- 硯滴・・・硯に垂らす、水のしずくのこと。
「涓滴」の熟語・ことわざ・慣用句
- 涓滴岩を穿つ・・・わずかな水のしずくも、ずっと落ちていれば岩に穴をあける。努力し続ければ、困難な事でも成しとげられるという例え。

どちらも、しずくの意味があるんだね。

そう、量に注意しよう!
まとめ
「涓滴」は、水の滴やわずかなことなんですね。
少しだけ、水が滴り落ちているイメージで覚えておきましょう!🧐
「涓」は部首の「さんずい」に、「肙」です。
「さんずい」は、水に関する字に主に使われますね。
「肙」は小さな虫の名で、ぼうふらの意味があります。
ぼうふらは蚊の幼虫なので、とても小さいですよね。
そこから、少しだけの水をイメージして覚えておきましょう!💧
「滴」は部首の「さんずい」に、「啇」です。
部首の「さんずい」は、水に関する字に主に使われますね。
「啇」は、根元や垂れる意味があるとのこと。
丸く寄り、したたり落ちる水をしずくを意味して成り立ったと言われています。💧