「鴻鵠」の意味と読み方とは？ヒントは「大きい」

2025年9月10日

鴻鵠こうこくの意味

《「鴻」はおおとり、「鵠」はくぐいで、ともに大きな鳥》大人物のたとえ。

出典　デジタル大辞泉（小学館）

鴻鵠こうこくはここに注意

どちらも準１級で難しいので、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★★☆

読み書きが難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「鴻鵠こうこく」の「鴻こう」は他に「おおとり・鴻おおきい」とも読みます。意味は、

• 大きい。広い。「鴻荒こうこう」など
• おおとり。ヒシクイなど。「鴻鵠こうこく」など

となっています。鳥の他に、大きいという意味もあるみたいです。

「鵠こく」は他に「こう・くぐい・まと・鵠しろい」とも読みます。意味は、

• 鳥の名前。ハクチョウ。「鴻鵠こうこく」
• 弓の的の中心。「正鵠せいこく」
• 白い。
• 大きい。

となっています。「くぐい」というのは、ハクチョウの古称のようです。

どちらも同じく大きな鳥であることから、偉大な人をイメージして「鴻鵠こうこく」を覚えておきましょう！🧐

「鴻こう」は部首である「鳥」に、「江こう」となっています。

部首の「鳥」は、鳥類の名称に関する字に主に使われますね。

「江こう」は、大きな川などの意味があります。

水の近くで生活する大きな鳥から、「鴻こう」が成り立ったと言われていますよ。🕊️

「鵠こく」は「告」と、部首である「鳥」になっています。

ここで使われている「告」は旧字の方となっています、だから違和感があるんですね。🤔

弓の的の中心のように白いハクチョウ、そのハクチョウの黄色いクチバシから告つげられるとして「鵠こく」を覚えてみましょう。

何を告つげるか、ですって？

きっと、当てるべき所を教えてくれているのだと思います。🤗

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「鴻鵠こうこく」の対義語

「鴻鵠こうこく」は大人物のたとえのことなのに対して、こちらは小人物のことになります。

• 燕雀えんじゃく・・・ツバメとスズメ。度量の小さい人物。

同じ読み方の熟語👀

多いので、ここでは７つのみ並べます。

• 広告こうこく・・・広く一般に知らせること。宣伝すること。
• 抗告こうこく・・・上訴のひとつ。
• 皇国こうこく・・・天皇の統治する国。
• 興国こうこく・・・国の勢いを盛んにすること。新しい国家を建てること。
• 公告こうこく・・・国や公共団体が、ある事項を広く一般に知らせること。
• 公国こうこく・・・ヨーロッパで公の称号を持つ君主が統治する小国。
• 興国こうこく・・・南北朝時代、南朝の後村上天皇の時の年号。

「鴻鵠こうこく」の熟語・ことわざ・慣用句

• 鴻鵠こうこくの志こころざし・・・大人物の志。壮大な考えのたとえ。
• 燕雀安えんじゃくいずくんぞ鴻鵠こうこくの志こころざしを知しらんや・・・小人物には大人物の考えや志が分からないことのたとえ。

まとめ

「鴻鵠こうこく」は、大人物だいじんぶつのたとえなんですね。

どちらも同じく大きな鳥であることから、偉大な人をイメージして覚えておきましょう！🧐

「鴻こう」は部首の「鳥」に、「江こう」です。

部首の「鳥」は鳥類の名称に関する字に主に使われ、「江こう」は大きな川などの意味がありますね。

水の近くで生活する大きな鳥から成り立った、と言われていますよ。🕊️

「鵠こく」で使われている「告」は旧字の方となっています、少しだけ違うので注意です。👀

部首は「鳥」の方になっていますよ。

弓の的の中心のように白いハクチョウ、その黄色いクチバシから告つげられるとして覚えてみましょう。

ちなみに、ハクチョウ属には黒いコクチョウという鳥も存在するようですよ。🧐