「悲愴」の意味と読み方とは?ヒントは「悲しい」

悲愴って、なんと読むのかな??

「悲愴」はね、「ひそう」と読むんだよ。
悲愴の意味
[名・形動]悲しく痛ましいこと。また、そのさま。「悲愴な面持ち」「悲愴感」
悲愴はここに注意
「愴」は1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
1級の漢字が使われているため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「悲愴」の意味は、悲しく痛ましいことなんだね。

「愴」って、なんか槍みたい・・・。

部首が違うからね、「心」に関係しているんだよ。
「悲愴」の「悲」は他に「悲しい」とも読みますよね。意味は、
- 悲しく思う。「悲咽」など
- 心が痛む思い。「悲哀」など
- あわれみ。「慈悲」など
となっています。幸せではなさそうですよね。
「愴」は他に「愴む・愴しむ」とも読みます。意味は、
- いたむ。かなしむ。つらく悲しい思いをする。「愀愴」など
となっています。心にキズがありそうです。
痛ましいというのは見ていられないほどに可哀そうであることから、それほど悲しくつらい状態をイメージして「悲愴」と覚えておきましょう。🧐
「悲」は部首である「心」に、「非」となっています。
部首の「心」は、意志や感情などの心の作用に関する字に主に使われますね。
「非」は認めない、不正などの意味があります。
よくない出来事に心が痛み、悲しく思うことから「悲」が成り立ったという話がありますよ。😢
「愴」は部首である「心」の「りっしんべん」に、「倉」となっています。
「りっしんべん」は、意志や感情などの心の作用に関する字に主に使われますね。
「倉」は、納屋などの他に慌てるさまの意味もあります。
納屋と言えば、物をしまう場所ですよね。
心をしまい込んで閉ざしてしまうぐらい、辛く悲しい思いをしたイメージで「愴」を覚えてはいかがでしょうか?😢

部首は同じく「心」だね。

この言葉、どう使う?
- 彼は悲愴な表情で、詳細を語り始めた。
- 悲愴な覚悟で、配置につく。
- 朝から悲愴な面持ちだ。
「悲愴」の類語
悲しく痛ましい、という意味の言葉が似ていますね。
- 沈痛・・・悲しみや心配事に、心を痛めること。
- 悲傷・・・悲しんで心を痛めること。
- 悲痛・・・あまりに悲しくて、心が痛むこと。
「悲愴」の対義語
「悲愴」は悲しく痛ましいことなのに対して、こちらは嬉しいことになります。
- 欣快・・・嬉しくて、気持ちが満たされること。
同じ読み方の熟語👀
- 皮相・・・うわべだけにとらわれて判断すること。
- 悲壮・・・悲しい中にも、雄々しく立派なところがあること。

何だか、こっちまで悲しくなってきそう・・・。

それほど痛ましいんだね。
まとめ
「悲愴」は、悲しく痛ましいことなんですね。
痛ましいというのは見ていられないほどに可哀そうであることから、それほど悲しくつらい状態をイメージして覚えておきましょう。🧐
「悲」は部首の「心」に、「非」です。
部首の「心」は、心の作用に関する字に主に使われますね。
「非」は認めない、不正などの意味を持ちます。
よくない出来事に心が痛み、悲しく思うことから成り立ったという話がありますよ。😢
「愴」は部首の「心」の「りっしんべん」に、「倉」です。
「りっしんべん」は、心の作用に関する字に主に使われますね。
「倉」は、納屋などの他に慌てるさまの意味を持ちます。
納屋と言えば物をしまう場所なので、心をしまい込んで閉ざしてしまうぐらい、辛く悲しい思いをしたイメージで覚えてはいかがでしょうか?😢












