「矢鱈」の意味と読み方とは？ヒントは「むやみ」

2025年11月6日

矢鱈やたらの意味

［形動］［文］［ナリ］根拠・節度がないさま。筋が通らないさま。めちゃくちゃ。むやみ。「矢鱈に買い込む」「矢鱈な事を言うもんじゃない」

出典　デジタル大辞泉（小学館）

矢鱈やたらはここに注意

「鱈たら」は準１級の漢字なので、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

「鱈たら」の読み方が少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「矢鱈やたら」の「矢や」は他に「し」とも読みますよね。意味は、

• 弓のや。「乙矢おとや」など
• 正しい。
• 誓う。
• 並べる。
• ほどこす。
• フン。

となっています。弓の矢以外にも、意味がありますよね。

「鱈たら」は他に「せつ」とも読みます。意味は、

• タラ科の底生魚。「鱈子たらこ」など

となっています。魚なんですね。

「矢鱈やたら」は当て字ですが、タラは大食漢でもあることから、手当たり次第に矢を放つように節度のないことをイメージして「矢鱈やたら」を覚えてはいかがでしょうか？🧐

「矢や」は、やの象形から成り立ったそうです。

「鱈たら」は部首である「魚」に、「雪せつ」となっています。

部首の「魚」は、魚を中心とした水中に生息する生き物に主に使われますね。

「雪せつ」は、空から落ちてくるゆきや清めるという意味があります。

雪のように身が白いことから「鱈たら」と書くそうで、雪の降る冬の季節に多く獲れることからタラとなった、とも言われますよ。🧐

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この言葉、どう使う？

• 彼はなぜか、矢鱈やたらと話しかけてくる。
• 矢鱈やたらに買い込んでしまったが、使い切れるかな・・・。
• 矢鱈やたらに心配し過ぎるのも、よくないよ。

「矢鱈やたら」の類語

めちゃくちゃな、という意味の言葉が似ていますね。

• 無暗みやみ・・・結果を考えずに物事をすること。物事の状態が度を超えて甚だしいさま。

「矢鱈やたら」の熟語・ことわざ・慣用句

• 滅多矢鱈めったやたら・・・普通では考えられないほど、程度がはなはだしいこと。

まとめ

「矢鱈やたら」は、めちゃくちゃなことなんですね。

「矢鱈やたら」は当て字ですが、タラは大食漢でもあることから、手当たり次第に矢を放つように節度のないことをイメージして覚えてはいかがでしょうか？🧐

「矢や」は、やの象形から成り立ちました。

「鱈たら」は部首の「魚」に、「雪せつ」です。

部首の「魚」は、魚などの水中に生息する生き物に主に使われますね。

「雪せつ」は、空から落ちてくるゆきや清めるという意味を持ちます。

雪のように身が白いことから「鱈たら」と書くそうで、雪の降る冬の季節に多く獲れることからタラとなったという話もありますよ。🧐