「赤銅」の意味と読み方とは?ヒントは「銅合金」
赤銅って、なんと読むのかな??
「赤銅」はね、「しゃくどう」と読むんだよ。
赤銅の意味
銅に金3〜4パーセント、銀約1パーセントを加えた銅合金。硫酸銅・酢酸銅などの水溶液中で煮沸すると、紫がかった黒色の美しい色彩を示すので、日本では古くから紫金 (むらさきがね) ・烏金 (うきん) などとよばれ重用された。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
赤銅はここに注意
「赤」の読み間違いに、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・
つまり「赤銅」の意味は、銅に金3〜4%、銀約1%を加えた銅合金のことなんだね。
なんで、赤も入っているんだろう・・・?
なかなかややこしいから、下に書くよ。
「赤銅」の「赤」は他に「せき・あか・赤い・赤らめる」とも読みます。意味は、
- 赤色。「赤飯」など
- ありのまま。まごころ。「赤誠」など
- 何もない。むき出し。「赤手」など
- 共産主義。「赤軍」など
- 赤道。「赤緯」など
となっています。色の赤以外にも、いくつか意味を持っていることが分かりました!
「銅」は他に「あかがね」とも読みます。意味は、
- どう。あかがね。「銅像」など
となっています。金属元素のひとつ、ですよね。
発色処理を加えると、青紫がかった黒色を呈するようです。
赤銅が黒く見えるのは、煮色上げした銅の表面に亜酸化銅の被膜ができるからのようですが・・・ここでは詳しく覚える必要はありません。
亜酸化銅本来の反射光は小豆色のため、ここから「赤」が来ていると覚えても良さそうですね!
赤みも入っている、銅に金などを加えた合金をイメージして「赤銅」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「赤」は燃える炎の上に両手足を伸ばした人の象形があり、そこから明らかであることや赤いことを意味して「赤」が成り立ったと言われていますよ。🟥
「銅」は部首である「金」に、「同」となっています。
部首の「金」は、金属の種類や性質などに関する字に主に使われますね。
「同」は同じ、一緒に、集まる、合わせる、やわらぐといった意味を持ちます。
「金」に「同」という組み合わせで書くことができます、とてもカンタンですね!
紫金と呼ばれるように、実際は紫みのある黒っぽい色なんだね。
この言葉、どう使う?
- 赤銅色の肌を持つ少年であった。
- 赤銅の鎧を身に纏う。
- 赤銅製の重い箱に入っているよ。
「赤銅」の熟語・ことわざ・慣用句
- 赤銅色・・・黄みがかった、暗い赤茶色。
- 赤銅造り・・・赤銅で、器具などに装飾すること。
なんだか、難しい話になりそうだったね・・・。
造り方は僕もよく分からないから、どういった色の合金なのかだけでも覚えておこう!
まとめ
「赤銅」は、銅に金3〜4%、銀約1%を加えた銅合金のことなんですね。
発色処理を加えると、青紫がかった黒色を呈するとのこと。
赤銅が黒く見えるのは、煮色上げした銅の表面に亜酸化銅の被膜ができるからのようで、亜酸化銅本来の反射光は小豆色なので、この色から「赤」が来ていると覚えておくのも良さそうです。
赤みも含んでいる、銅に金などを加えた合金をイメージして覚えてはいかがでしょうか?🧐
「赤」は燃える炎の上に両手足を伸ばした人の象形があり、明らかであることや赤いことを意味して成り立ったとのこと。🟥
「銅」は部首の「金」に、「同」です。
部首の「金」は、金属の種類などに関する字に主に使いますね。
「同」は同じ、一緒に、やわらぐなどの意味を持ちます。
「金」と「同」の、カンタンな組み合わせで書くことができますよ。
こちらはいかがでしょうか?
赤銅仕上げのタンブラー、高級感がありおしゃれです。
さらに夏ですと、注いだ直後から飲み物と同じ冷たさになり、暑い体を冷やしてくれます。
銅は、熱伝導率がいいからですね。
ただ、結露が発生しやすいのでコースターなども用意しておいた方が良いかも知れません。🧐
逆に熱い飲み物には、注意しないといけないね。