「拝読」の意味と読み方とは?ヒントは「読む」

拝読って、なんと読むのかな??

「拝読」はね、「はいどく」と読むんだよ。
拝読の意味
[名](スル)読むことを、その筆者を敬っていう謙譲語。拝誦。「御著書拝読しました」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
拝読はここに注意
使い方を間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「拝読」の意味は、目上の人に対して相手を敬い読むことなんだね。

拝読ください、とかは?

それだと読むのは相手だから、間違った使い方になっちゃうね。
「拝読」の「拝」は他に「拝む」とも読みますよね。意味は、
- 敬意を込めてお辞儀する。「九拝」など
- 官位をさずける。さずかる。
- たずねる。お目にかかる。「拝謁」など
- 自分の動作をへりくだって言うことば。「拝眉」など
となっています。礼儀に関する漢字に見えますね。
「読」は他に「とう・とく・読む」と読みますよね。意味は、
- 文字をよむ。「閲読」など
- 語る。
- 読後の感想を書いた物。
- 文中の区切り。「読点」
となっています。文字に関係しているみたいですね。
相手のものを読むという、自分の動作をへりくだって言うイメージで「拝読」と覚えておきましょう!🧐
「拝」の部首は「手」の「てへん」で、手を使った動作に関する字に主に使われますね。
右側には長さの違う横線を4つ書いて、最後に一番上の横線から下に向かって縦に線を引きましょう!
拝むことから「拝」が成り立ったと言われていますよ。🙇♂️
「読」は部首である「言」の「ごんべん」に、「売」となっています。
「ごんべん」は、言語や言葉を使った表現などに関する字に主に使われますね。
「売」は品物を売る、裏切る、宣伝するという意味を持ちます。
実際の成り立ちとは違いますが、物を売ったり宣伝するために言葉を使うイメージで「読」を覚えるのも良さそうです。🧐
カンタンな漢字なので、そこまでする必要もありませんが・・・。😅

相手のものを読むなら、それなりの敬意を払わないとね。

この言葉、どう使う?
- ありがたく拝読いたしました。
- お忙しい中お送りいただきました原稿、さっそく拝読いたしました。
- 資料を拝読したところ、不明点があったのでご連絡いたしました。
「拝読」の類語
読むことを、相手を敬って言う意味の言葉が似ていますね。
- 拝誦・・・謹んで読むこと。
- 奉読・・・つつしんで読むこと。

よし、じゃあ拝読させていただきましたよっと。

拝読させていただきます、だと正しくないとも言われているみたい。二重敬語になるからかな。
まとめ
「拝読」は、目上の人に対して相手を敬い読むことなんですね。
相手のものを読むという、自分の動作をへりくだって言うイメージで覚えておきましょう!🧐
「拝」の部首は「手」の「てへん」で、手を使った動作に関する字に主に使われます。
右には長さの違う横線を4つ書き、最後に一番上の横線から下に向かって縦に線を引きましょう!
拝むことから成り立った、と言われていますよ。🙇♂️
「読」は部首の「言」の「ごんべん」に、「売」です。
「ごんべん」は、言葉を使った表現などに関する字に主に使われますね。
「売」は物を売る、裏切る、宣伝するという意味があります。
実際の成り立ちとは違いますが、物を売ったり宣伝するために言葉を使うイメージで覚えるのも良さそうですね。🧐(カンタンな漢字ですが・・・!)












