「拝辞」の意味と読み方とは?ヒントは「辞退」

拝辞って、なんと読むのかな??

「拝辞」はね、「はいじ」と読むんだよ。
拝辞の意味
[名](スル)
1 いとまごいすることをへりくだっていう語。「御前を拝辞する」
2 辞退することをへりくだっていう語。「せっかくの御指名ですが拝辞いたします」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
拝辞はここに注意
「拝」の使い方に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きがカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「拝辞」の意味は、辞退することをへりくだっていう時に使う謙譲語なんだね。

拝んでいるのかな?

お辞儀はしているかもしれないね。
「拝辞」の「拝」は他に「拝む」とも読みますよね。意味は、
- 敬意を込めてお辞儀する。「九拝」など
- 官位をさずける。さずかる。
- たずねる。お目にかかる。「拝謁」など
- 自分の動作をへりくだって言うことば。「拝眉」など
となっています。礼儀に関する漢字に見えますね。
「辞」は他に「辞める・ことば・辞る」とも読みますよね。意味は、
- ことわる。退く。「辞意」など
- ことば。「訓辞」など
- 別れを告げる。「辞去」など
- 訴える。
- 責める。
- 韻文の一種。
となっています。退くなどの意味がありますよね。
相手からの話を断ることをへりくだって言っているイメージで「拝辞」と覚えておきましょう!🙇♂️
「拝」の部首は「手」の「てへん」で、手を使った動作に関する字に主に使われますね。
右側には長さの違う横線を4つ書いて、最後に一番上の横線から下に向かって縦に線を引きましょう!
拝むことから「拝」が成り立ったと言われていますよ。🙇♂️
「辞」は部首である「辛」に、「舌」となっています。
「辛」は、罪を裁くことに関する字や味がからいことをあらわす字に主に使われますよ。
「舌」は口の中にあるしたの他に、言葉遣いの意味もあります。
罪を裁くために言葉を使っている、訴えたり責めているイメージで「辞」を覚えてはいかがでしょうか?🧐

丁重に断るなら、少しは頭を下げているかも知れないね。

この言葉、どう使う?
- その任は彼にとって光栄であったが、己の力を省みて拝辞することにした。
- 学会での講演依頼をいただいたが、多忙を理由にやむなく拝辞した。
- 結婚式での大役をお願いされたが、不相応と考えて拝辞した。
「拝辞」の対義語
「拝辞」は辞退することなのに対して、こちらは受けることになります。
- 拝命・・・任務などを受けること。
同じ読み方の熟語👀
- 廃寺・・・寺が廃れて使われなくなったもの。

せっかくの話を断るのって、何だか気が引けるけど・・・。

へりくだっているなら、相手も多少は納得してくれるんじゃないかな。
まとめ
「拝辞」は、辞退することをへりくだっていう時に使う謙譲語なんですね。
相手からの話を断ることを、へりくだって言っているイメージで覚えておきましょう!🙇♂️
「拝」の部首は「手」の「てへん」で、手を使った動作に関する字に主に使われます。
右には長さの違う横線を4つ書き、最後に一番上の横線から下に向かって縦に線を引きましょう!
拝むことから成り立った、と言われていますよ。🙇♂️
「辞」は部首の「辛」に、「舌」です。
「辛」は、罪を裁くことに関する字や味がからいことをあらわす字に主に使われますね。
「舌」は口の中にあるしたの他に、言葉遣いの意味を持ちます。
罪を裁くために言葉を使っている、訴えたり責めているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐












