「愎戻」の意味と読み方とは？ヒントは「逆らう」

2025年12月12日

愎戻ふくれいの意味

心がねじけていて素直ではないこと。

愎戻ふくれいはここに注意

「愎ふく」は１級の漢字なので、間違えないように注意しましょう！

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

「愎ふく」の読み書きが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう？それなら・・・

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「愎戻ふくれい」の「愎ふく」は他に「ひょく・愎もとる」とも読みます。意味は、

• そむく。逆らう。「剛愎ごうふく」など

となっています。もとるは、反するという意味があります。

「戻れい」は他に「戻もどす・戻いたる・戻もとる」とも読みます。意味は、

• もとる。逆らう。「愆戻けんれい」など
• いたる。来る。「戻止れいし」など
• 元の場所や状態にかえる。

となっています。戻る意味は、日本語のみの意味となっているようです。

何が何でも逆らうことしか考えていないイメージで「愎戻ふくれい」を覚えてはいかがでしょうか？🧐

「愎ふく」は部首である「心」の「りっしんべん」に、「复ふく」となっています。

「りっしんべん」は、意志や感情などの心の作用に関する字に主に使われますね。

「复ふく」は環境によっては表示されないかも知れませんが、「愎ふく」の右部分であり、引き返すという意味があるそうです。

心が元のところに引き返してしまうことから、強いこだわりを持つため逆らってしまうイメージで「愎ふく」を覚えてはいかがでしょうか？🧐

「戻れい」は部首である「戸」に、「大」となっています。

部首の「戸」は、とびらや住居などに関する字に主に使われますね。

「大」は大きかったり、立派などいろんな意味があります。

「戻れい」の旧字である「戾れい」には「犬」が使われているのですが・・・。

戸口にいる犬から、荒々しいことや、もとる意味で「戻れい」が成り立ったそうですよ。🧐

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この言葉、どう使う？

• 少年の愎戻ふくれいな気質が、しだいに孤立を招いていった。
• 上司の提案に対して、彼は愎戻ふくれいな態度を取り続けた。
• 人は学びによって広くなり、愎戻ふくれいによって狭くなる。

「愎戻ふくれい」の類語

素直に従わない、という意味の言葉が似ていますね。

• 強情ごうじょう・・・意地を張り、自分の考えをなかなか変えないこと。
• 偏屈へんくつ・・・性質がかたくなで、素直でないこと。
• 違背いはい・・・命令などにそむくこと。

「愎戻ふくれい」の対義語

「愎戻ふくれい」は素直に従わないことなのに対して、こちらは素直に従うことになります。

• 順従じゅうじゅん・・・逆らわず、おとなしく従うこと。
• 恭順きょうじゅん・・・命令に対しつつしみ従うこと。

同じ読み方の熟語👀

• 復礼ふくれい・・・礼により従うこと。

まとめ

「愎戻ふくれい」は、素直ではないことなんですね。

何が何でも逆らうことしか考えていないイメージで覚えてはいかがでしょうか？🧐

「愎ふく」は部首の「心」の「りっしんべん」に、「复ふく」です。

「りっしんべん」は、心の作用に関する字に主に使われますね。

「复ふく」は環境によっては表示されていませんが、「愎ふく」の右部分であり、引き返すという意味を持つとのこと。

心が元のところに引き返してしまうことから、強いこだわりを持つため逆らってしまうイメージで覚えてはいかがでしょうか？🧐

「戻れい」は部首の「戸」に、「大」です。

部首の「戸」は、とびらや住居などに関する字に主に使われるとのこと。

「大」は大きい、立派などいろんな意味を持ちますね。

「戻れい」の旧字の「戾れい」には、「犬」が使われています。

戸口にいる犬から、荒々しいことや、もとる意味で成り立ったそうですよ。🧐