「尚古」の意味と読み方とは?ヒントは「尊ぶ」

尚古って、なんと読むのかな??

「尚古」はね、「しょうこ」と読むんだよ。
尚古の意味
昔の文物や制度にあこがれ、これらを尊ぶこと。「—趣味」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
尚古はここに注意
「尚」の持つ意味に注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「尚古」の意味は、昔の文物などにあこがれて、尊ぶことなんだね。

確かに、「古」が入っているな。

それに、「尚」は尊ぶ意味もあるからね。
「尚古」の「尚」は他に「なお・尚ぶ・尚ぶ・尚える」とも読みます。意味は、
- 重んじる。たっとぶ。「尚歯」など
- 格が高い。「高尚」など
- まだ。なお。「尚早」など
- くわえる。
となっています。価値のありそうな意味を持っていますね。
「古」は他に「古い・古す・いにしえ」とも読みますよね。意味は、
- 古い。古びている。「古風」など
- 昔。いにしえ。「邃古」など
- ふるす。長く使ってふるくなる。
となっています。昔のことですね。
昔のことを格が高いとあこがれ、尊んでいるイメージで「尚古」と覚えてはいかがでしょうか?🧐
「尚」の部首は「しょうがしら」で、小さいことや細かいなどの意味をあらわす字などが属します。
神の気配と祈りの場の象形から、尊ぶことを意味して「尚」が成り立ったという話がありますよ。🧐
「古」は部首である「口」に、「十」となっていますね。
部首の「口」は、食べることや声を出すなどの口の働きに関する字に主に使われます。
「十」は数が多いことや、数の名でもありますよね。
固いかぶとの象形から、古いことを意味する「古」が成り立ったという話もありますよ。🧐

ちなみに、文物は文化に関する物だよ。

この言葉、どう使う?
- 彼には尚古趣味がある。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 小故・・・ささいな事件。ささいな理由。
- 召呼・・・まねき呼ぶこと。
- 沼湖・・・沼と湖。
- 証拠・・・ 事実や真実を明らかにする、根拠となるもの。
- 照顧・・・行いを反省し、1つ1つ確かめること。
- 鐘鼓・・・かねと、たいこ。
- 商賈・・・商売。商人。
「尚古」の熟語・ことわざ・慣用句
- 尚古主義・・・古い時代の文物や制度などを尊び、これを模範としてならおうとする考え方のこと。

新しいモノに、飛びついてしまいたくなるけど・・・。

古くても、今尚魅力があふれているのかも知れないね。
まとめ
「尚古」は昔の文物などにあこがれて、尊ぶことなんですね。
昔のことを格が高いとあこがれ、尊んでいるイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「尚」の部首は「しょうがしら」で、小さいことなどの意味をあらわす字などが属します。
神の気配と祈りの場の象形から、尊ぶことを意味して成り立ったという話がありますよ。🧐
「古」は部首の「口」に、「十」です。
部首の「口」は、食べることなどの口の働きに関する字に主に使われますよ。
「十」は数が多いことや、数の名でもあります。
固いかぶとの象形から、古いことを意味して成り立ったという話もありますよ。🧐