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「慫慂」の意味と読み方とは?ヒントは「勧める」

ナヤミィ

慫慂って、なんと読むのかな??

フクロウ

「慫慂」はね、「しょうよう」と読むんだよ。

慫慂しょうようの意味

[名](スル)そうするように誘って、しきりに勧めること。

出典 デジタル大辞泉(小学館)

慫慂しょうようはここに注意

どちらも1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★★☆

読み書きが難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「慫慂しょうよう」の意味は、誘い勧めることなんだね。

ナヤミィ

気が乗らないことなら、断りたいけど・・・。

フクロウ

それでも、説得するように勧めてきそうだね。


慫慂しょうよう」の「しょう」は他に「おどろく・すすめる」とも読みます。意味は、

  • 誘い勧める。「慫慂しょうよう
  • 驚きおそれる。「慫兢しょうきょう

となっています。驚く、勧める、2つの意味があるみたいです。

よう」は他に「すすめる」とも読みます。意味は、

  • すすめる。いる。「慫慂しょうよう

となっています。気が乗らなくても、勧めていそうですよね。

誘っているということは、出来れば説得したいわけです。

そこから、いるように何とか説得して勧めようとしているイメージで「慫慂しょうようを覚えてはいかがでしょうか?🧐

しょう」は部首である「心」に、「しょう」となっています。

部首の「心」は、意志や感情などの心の作用に関する字に主に使われますね。

しょう」は、従うことや仕事にたずさわる、勝手気まま、たてなどの意味があります。

そう、「しょう」の旧字なんですね。

相手の心をたてに伸ばして、心に余裕を持たせたうえで勧誘するイメージで「しょうを覚えてはいかがでしょうか?🧐

よう」は部首である「心」に、「よう」となっています。

よう」はわき上がる、水がわき出る意味を持つとのこと。

水がわき出ることから、相手の心を勢いよく押してあげるように勧めているイメージで「ようを覚えてはいかがでしょうか?🧐

フクロウ

身近な人ほど、効果があるかも?

慫慂の覚え方イメージ
勧めても、どうにもならないこともありますが・・・。

この言葉、どう使う?

  • 師は弟子に学問を怠らぬよう慫慂しょうようした。
  • 彼は友人の才能を見抜き、挑戦するよう幾度も慫慂しょうようした。
  • 両親の慫慂しょうようもあり、留学を決意した。

慫慂しょうよう」の類語

勧める、という意味の言葉が似ていますね。

  • 勧奨かんしょう・・・そのことをするようすすめ、励ますこと。
  • 奨励しょうれい・・・ある事柄をよいこととして、それをするように人に強く勧めること。
  • 勧告かんこく・・・ある行動をとるように説きすすめること。

同じ読み方の熟語👀

  • 商用しょうよう・・・商売上で使うこと。
  • 従容しょうよう・・・ゆったりとして、慌てないこと。
  • 賞揚しょうよう・・・ほめること。
  • 逍遥しょうよう・・・思ったまま、あちこちを歩き回ること。
  • 小葉しょうよう・・・小さな葉。
  • 小恙しょうよう・・・ちょっとした病気のこと。
  • 請用しょうよう・・・祈祷きとうなどをしてもらうため、僧などをまねくこと。
ナヤミィ

まあ、そこまで言うなら・・・。

フクロウ

説得されたら、少しはやってみようという気になるよね。

まとめ

慫慂しょうよう」は、誘い勧めることなんですね。

誘っているということは、出来れば説得したいです。

そこから、いるように何とか説得して勧めようとしているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐

しょう」は部首の「心」に、「しょう」です。

部首の「心」は、心の作用に関する字に主に使われますね。

しょう」は従う、仕事にたずさわる、勝手気まま、たてなどの意味を持ちます。

しょう」の旧字みたいですね。

相手の心をたてに伸ばして、心に余裕を持たせたうえで勧誘するイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐

よう」は部首の「心」に、「よう」です。

よう」はわき上がる、水がわき出る意味があるようですね。

水がわき出ることから、相手の心を勢いよく押してあげるように勧めているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐