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「愆伏」の意味と読み方とは?ヒントは「気候」

ナヤミィ

愆伏って、なんと読むのかな??

フクロウ

「愆伏」はね、「けんぷく」と読むんだよ。

愆伏けんぷくの意味

季節の気候が狂うこと。寒い夏や、暖かい冬のこと。

愆伏けんぷくはここに注意

けん」は1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!

言葉の難しさ・・・★★★☆☆

けん」の読み書きが少し難しいため。

すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

フクロウ

つまり「愆伏けんぷく」の意味は、季節の気候が狂うことなんだね。

ナヤミィ

夏なのに寒かったりするのか・・・、何か間違ってる気がするなぁ。

フクロウ

けん」に、そういった意味があるよ。


愆伏けんぷく」の「けん」は他に「あやまち・あやまつ・あやまる」とも読みます。意味は、

  • あやまちをおかす。度をこす。愆戻けんれい」など
  • つみ。しくじり。「愆過けんか」など

となっています。間違ったことをしてしまったみたいですね。

「伏」は他に「ふく・ぶく・せる・す・かくれる・したがう」と読みます。意味は、

  • ふせる。うつぶせになる。「俯伏ふふく」など
  • 隠れて表にあらわれない。ひそむ。「伏竜ふくりょう」など
  • したがう。「圧伏あっぷく」など
  • 夏の最も暑い時期。「伏日ふくじつ」など

となっています。したがう時も、せて頭を下げるようなイメージがありますよね。

「伏」は猛暑の時期の意味もありますが、どうやら過ちをおかしてしまったようです。

猛暑のはずなのに、寒いという過ちを・・・。

そこから、季節の気候が狂っているイメージで「愆伏けんぷくと覚えてはいかがでしょうか?🧐

けん」は部首である「心」に、「えん」となっています。

部首の「心」は、意志や感情などの心の作用に関する字に主に使われますね。

えん」は溢れる、広げる、余りや平らな土地などの意味があります。

「行」の間に、「さんずい」が入っていますね。

決められた範囲から溢れてしまい、心が正しい道から外れてしまったイメージで「けんを覚えてはいかがでしょうか?🧐

「伏」は部首である「にんべん」に、「犬」となっています。

「にんべん」は、人の状態や性質などに関する字に主に使われますね。

「犬」は動物のイヌの他に、つまらない者の例えでも使われます。

犬が地面に腹をつけるようにせるさまから、「伏」が伏せる意味もあらわすようになったとも言われていますよ。🐕‍🦺

フクロウ

季節が過ちを犯しているようにも見えるね。

愆伏の覚え方イメージ
夏だから半袖なのに、寒いです。

この言葉、どう使う?

  • 愆伏けんぷくの気候が続き、季節感を失ったように思える。
  • 村人は、続く愆伏けんぷくの天候に豊作を危ぶんでいた。
  • 今年の春は愆伏けんぷくして、桜が咲くのが例年よりひと月も早かった。

愆伏けんぷく」の類語

季節の気候がおかしい、という意味の言葉が似ていますね。

  • 愆陽けんよう・・・冬でも暖かいこと。
ナヤミィ

寒い夏でもあるみたいだけど・・・。

フクロウ

夏なのに、夏らしい気候がせてしまって表に出てこないのかも知れないね。

まとめ

愆伏けんぷく」は、季節の気候が狂うことなんですね。

「伏」は猛暑の時期の意味もありますが、猛暑のはずなのに寒いという過ちをおかしてしまったようです。

そこから、季節の気候が狂っているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐

けん」は部首の「心」に、「えん」です。

部首の「心」は、心の作用に関する字に主に使われますね。

えん」は溢れる、広げる、余りや平らな土地などの意味を持ちます。

「行」の間には、「さんずい」がありますね。

決められた範囲から溢れてしまい、心が正しい道から外れてしまったイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐

「伏」は部首の「にんべん」に、「犬」です。

「にんべん」は、人の状態などに関する字に主に使われますね。

「犬」は動物のイヌの他に、つまらない者の例えでも使われるとのこと。

犬が地面に腹をつけるようにせるさまから、伏せる意味もあらわすようになったという話もありますよ。🐕‍🦺