「偃武」の意味と読み方とは?ヒントは「ふせる」

偃武って、なんと読むのかな??

「偃武」はね、「えんぶ」と読むんだよ。
偃武の意味
武器を伏せて使わないこと。戦争がやみ、世の中が治まること。「元和—」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
偃武はここに注意
「偃」は1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
「偃」の読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「偃武」の意味は、武器を使わないこと、世の中が治まることなんだね。

平和になったのか・・・!

「偃」のおかげだろうね。
「偃武」の「偃」は他に「偃す・偃せる・偃める・偃る」とも読みます。意味は、
- ふす。うつぶせになる。「偃臥」
- やめる。戦いをやめる。「偃武」
- やすむ。「偃息」
- せきとめる。
- おごる。高ぶる。「偃蹇」
となっています。戦いをやめることと休むことは、似たような意味ですね。
「武」は他に「む・武し・もののふ」とも読みますよね。意味は、
- たけだけしい。いさましい。「武勇」など
- 軍事。たたかい。「練武」など
- もののふ。軍人。「武官」など
- 兵器。「武器」など
- ひとまたぎ。「歩武」
- 武蔵国の略。「武州」など
となっています。やはり、戦いに関する意味が多いですね。
武器をふせて戦いをやめ、うつぶせになって休むイメージで「偃武」と覚えてはいかがでしょうか?
世の中が治まったので、今度は演舞で人々に笑顔を取り戻しましょう。💃
「偃」は部首である「人」の「にんべん」に、「匽」となっています。
部首の「にんべん」は、人の状態や性質などに関する字に主に使われますね。
「匽」は隠す、ふせる意味やどぶ、みぞの意味を持つそうです。
人が箱の中にうつぶせになり、休んでいるイメージで「偃」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
箱の中には「日」と「女」があるので、女性が隠れているのかも知れません。
中も、明かりがありそうですね。
「武」は部首である「止」の「とめる」に、「一」と「弋」になっています。
部首の「とめる」は、足の動作に関する字に主に使われるそうですよ。
「弋」は捕らえるための武器だったり、地中に打ち込む棒ぐいなどの意味があるそうです。
武器を持って戦いに行くことから「武」が成り立ったと言われていますよ。⚔️

伏せるのもポイントかも知れないね!

同じ読み方の熟語👀
- 円舞・・・多くの踊り手が円陣を作り躍るダンス。男女一組がまるく回りながら踊る社交ダンス。
- 振鉾・・・舞楽の始めに邪気を払い悪魔を抑え鎮めるために、左右各一人の舞人が鉾を持って舞う曲。
- 厭舞・・・上に同じ。
- 演武・・・武芸を人前で演じること。武芸をけいこすること。
- 演舞・・・舞を舞って人に見せること。舞を練習すること。
- 閻浮・・・閻浮提、閻浮樹の略。
「偃武」の熟語・ことわざ・慣用句
- 偃武修文・・・戦いをやめて、文教によって平穏な世の中を築くこと。

「武」にも「止」が入っているし、本当は戦いたくなんて無いのかも知れないなぁ。

平和が一番だね。
まとめ
「偃武」は武器を使わないこと、世の中が治まることなんですね。
戦いをやめて武器をふせ、うつぶせになって休むイメージで覚えてはいかがでしょうか?
世の中が治まったので、これからは演舞で人々に笑顔を取り戻しましょう。💃
「偃」は部首の「人」の「にんべん」に、「匽」です。
部首の「にんべん」は、人の性質などに関する字に主に使われますね。
「匽」の持つ意味は隠す、ふせる、どぶ、みぞなどです。
人が箱の中にうつぶせになり、休んでいるイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
箱の中に「日」と「女」があるので、明るい箱の中に女性が隠れているのかも知れませんね。
「武」は部首の「止」の「とめる」に、「一」と「弋」です。
部首の「とめる」は、足の動作に関する字に主に使われるとのこと。
「弋」は捕らえるための武器や、地中に打ち込む棒ぐいなどの意味を持ちます。
武器を持って戦いに行くことから成り立ったと言われていますよ。⚔️