「爾後」の意味と読み方とは?ヒントは「以後」

爾後って、なんと読むのかな??

「爾後」はね、「じご」と読むんだよ。
爾後の意味
ある事があってからのち。そののち。それ以来。以後。副詞的にも用いる。「—の状況を知らせる」「—彼とは往来が途絶えた」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
爾後はここに注意
「爾」は準1級の漢字なので、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「爾」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「爾後」の意味は、何かがあってからの後のことなんだね。

後のことなのは、何となく分かるんだけど・・・。

「爾」は、なかなか変わった意味を持っているからね。
「爾後」の「爾」は他に「に・なんじ・爾の」とも読みます。意味は、
- なんじ。おまえ。「爾汝」
- それ。その。「爾来」など
- 状態を示す助字。「莞爾」など
- 限定、断定の助字。
となっています。書き方だけではなく、意味も面白いものとなっていますね!
「後」は他に「こう・のち・うしろ・あと・後れる・しり」とも読みますよね。意味は、
となっています。あとのほうだったり、うしろのほうにある時に使えますね。
そのあと、つまり何かがあって以来のことをイメージして「爾後」と覚えておきましょう!🧐
「爾」の部首は「爻」で、交わる意味を持ちます。
「一」の下に「八」があり、そこに「丨」があるように見えますね。
ちなみに「丨」は、上下につき通す意味を持ちますよ。
「冂」という遠いさまを意味する漢字の中には、部首の「爻」が2つあります。
「一」の下に「丨」を取り付けて、さらに「八」を付けてカサのようにしましょう。
そのまま「丨」で貫通するように「冂」を書き、この中の左右に「爻」を書きます。
カサの下、「冂」の中で2人が交流しているイメージで「爾」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
同じカサに入っているのであれば、相手を「おまえ」などのように遠慮なく呼び合う親しい間柄であるイメージもできそうですよね。🧑🤝🧑
「後」は、部首である「ぎょうにんべん」のとなりに「幺」と「夂」になっています。
「ぎょうにんべん」は、移動や道路などに関する字に主に使われますね。
「幺」は小さいや幼いと言う意味があり、「夂」は遅れて後ろからついて行くという意味があるようです。🧐
この漢字から、小さい子が後から遅れてやってくるイメージで覚えることもできそうですね!

「爾」を覚えれば、後は問題なさそう!

この言葉、どう使う?
- 爾後、彼と会うことはなかった。
- 爾後起こるであろう問題も、自然に解決するだろう。
- 爾後、状況に応じてルールの改正が行われているようだ。
「爾後」の類語
それ以来、という意味の言葉が似ていますね。
- 以後・・・今後のこと。
- 爾来・・・それからのち。
同じ読み方の熟語👀
- 耳語・・・口を相手の耳に当てて、小声で話すこと。
- 事後・・・物事が起こった後。また、物事が済んだあと。
- 持碁・・・白黒の地が同数で引き分けの碁。

何とか覚えられそう・・・!

それなら、爾後間違えることは無さそうだね!
まとめ
「爾後」は、何かがあってからの後のことなんですね。
そのあと、つまり何かがあって以来のことをイメージして覚えておきましょう!🧐
「爾」の部首は「爻」で、交わる意味を持つとのこと。
「一」の下に「八」と、上下につき通す意味を持つ「丨」があるように見えます。
「冂」という遠いさまを意味する漢字の中に、部首の「爻」が2つありますね。
「一」の下に「丨」を取り付けて、さらに「八」を付けてカサのようにします。
そのまま「丨」で貫通するように「冂」を書き、この中の左右に「爻」を書きましょう。
カサの下、「冂」の中で2人が交流しているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
同じカサに入っているなら、相手を「おまえ」などのように遠慮なく呼び合う親しい間柄であるイメージもできますからね。🧑🤝🧑
「後」は、部首の「ぎょうにんべん」のとなりに「幺」と「夂」が縦に並んでいますね。
「ぎょうにんべん」は、移動や道路などに関する字に主に使われます。
「幺」は小さいや幼いと言う意味が、「夂」は遅れて後ろからついて行くという意味があるとのこと。🧐
この漢字から、幼子が後から遅れてついて来ているイメージで覚えることもできそうです!