「搗精」の意味と読み方とは?ヒントは「米」

搗精って、なんと読むのかな??

「搗精」はね、「とうせい」と読むんだよ。
搗精の意味
玄米をついて白くすること。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
搗精はここに注意
「搗」は1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
1級の漢字が使われているため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「搗精」の意味は、玄米をついて白くすることなんだね。

つまり精米しているってこと?

そうなるね。
「搗精」の「搗」は他に「搗く・搗く・搗つ・搗つ・搗てて」とも読みます。意味は、
- うすでつく。
- たたく。うつ。
- かてて。
となっています。そういえば、餅つきも叩いていますね。
「精」は他に「しょう・精げる・精しい・もののけ」とも読みます。意味は、
- しらげる。米などを白くする。「精白」など
- 混じりけがない。よりすぐる。「至精」など
- くわしい。こまかい。「精密」など
- 気力。「精神」など
- 生殖のもととなるもの。「精子」など
- 不思議な力を持つもの。「妖精」など
となっています。純白のように、けがれがなく清らかそうです。
米などを白くするために、米を搗いているイメージで「搗精」と覚えておきましょう!🍚
「搗」は部首である「てへん」に、「島」となっています。
部首の「てへん」は、手を使った動作に関する字に主に使われますよ。
「島」は島、つまり四方が海などで囲まれた陸地の意味がありますよね。
臼を島に例えて、その中を手で叩いているイメージで「搗」を覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「精」は部首である「米」の「こめへん」に、「青」となっています。
部首の「こめへん」は、米のような穀物、また穀物を加工して作られたものなどに関する字に主に使われるとのこと。
「青」は青色や、若々しい意味を持ちますね。
実際の成り立ちは少し違うようですが、精米して、若々しくキレイにする(米などを白くする)イメージで「精」を覚えておきましょう!

昔は、杵などで米をついて精米していたみたいだよ。

この言葉、どう使う?
- 搗精作業を行わなければならない。
- 玄米を搗精した際の副産物が、米糠だ。
- 米の搗精に関する知識を身に付けよう。
「搗精」の類語
米を白くする、という意味の言葉が似ていますね。
- 舂米・・・米を臼でつくこと。
- 精白・・・混ざりものがなく白いこと。穀物をついて、表皮をとり白くすること。
- 精米・・・玄米をついて外皮を取りのぞき、白くすること。
同じ読み方の熟語👀
多いので、ここでは7つのみ並べます。
- 当世・・・現代。
- 東征・・・軍隊などが東方に行くこと。
- 陶製・・・焼き物で作ること。
- 等星・・・星の明るさをいう呼称。
- 踏青・・・春の青草を踏んで遊ぶこと。
- 濤声・・・波の音。
- 騰勢・・・相場が上がる傾向にあること。

お米に関することだから、覚えておきたいなぁ・・・。

日本人なら、大事なことかも知れないね。
まとめ
「搗精」は、玄米をついて白くすることなんですね。
米などを白くするために、米を搗いているイメージで覚えておきましょう!🍚
「搗」は部首の「てへん」に、「島」です。
部首の「てへん」は、手を使った動作に関する字に主に使われますね。
「島」は島、つまり四方が海などで囲まれた陸地の意味を持ちます。
臼を島に例えて、その中を手で叩いているイメージで覚えてみてはいかがでしょうか?🧐
「精」は部首の「米」の「こめへん」に、「青」ですね。
部首の「こめへん」は米のような穀物や、穀物を加工して作られたものなどに関する字に主に使われるとのこと。
「青」は青色、若々しい意味を持ちます。
実際の成り立ちは少し違うようですが、精米して、若々しくキレイにする(米などを白くする)イメージで覚えておきましょう!