「猖獗」の意味と読み方とは?ヒントは「はびこる」

猖獗って、なんと読むのかな??

「猖獗」はね、「しょうけつ」と読むんだよ。
猖獗の意味
[名](スル)悪い物事がはびこり、勢いを増すこと。猛威をふるうこと。「コレラが—を極める」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
猖獗はここに注意
どちらも1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★★☆
特に「獗」の読み書きが難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「猖獗」の意味は、悪がはびこり勢いを増すことなんだね。

迷惑すぎる・・・。

どちらも部首が「けものへん」な点に、注目しよう!
「猖獗」の「猖」は他に「猖う・猖う」とも読みます。意味は、
- くるう。暴れ回る。「猖狂」など
となっています。暴れているようです・・・。💦
「獗」は他に「獗る・獗う」とも読みます。意味は、
- たける。暴れ回る。「猖獗」
となっています。こちらも暴れ回っているみたいです。😥
「猖」は部首である「けものへん」に、「昌」となっています。
「けものへん」は、犬の状態や獣、野生などに関する字に主に使われますね。
「昌」は勢いがある、ハッキリしている、美しいという意味を持ちます。
野生の動物が、勢いよく暴れ回っているイメージで「猖」を覚えておきましょう!🧐
「獗」は部首である「けものへん」に、「厥」となっています。
「厥」は曲がる、のぼせる、その・それといった意味を持つそうですよ。
のぼせるには思いあがるだけではなく、逆上するという意味もあるそうです。
頭に血がのぼり、逆上して獣が暴れ回っているイメージで「獗」を覚えてはいかがでしょうか?🧐
「欠」が入っているので、読み方はここから覚えると楽そうです。
そこから、逆上して勢いよく暴れ回る悪をイメージして「猖獗」を覚えてはいかがでしょうか?😡

どちらも、中に入っているとある漢字と同じ読み方ができるね!

この言葉、どう使う?
- 冬から流行している病気は、いまだに猖獗している。
- ひったくりの勢いが猖獗を極めた。
- あれだけ用心していたのに、この夏猖獗を極めた風邪にものの見事にやられてしまったようだ。
「猖獗」の類語
悪い物事が猛威を振るう、という意味の言葉が似ていますね。
- 跋扈・・・のさばり、はびこること。
- 蔓延・・・つる草がのび広がること。病気などがいっぱいに広がること。
- 跳梁・・・跳ね回ることが転じて、好ましくないものがはびこること。
同じ読み方の熟語👀
- 焼結・・・粉末や粒状の集合体を押し固めて、その材料の融点以下の温度で熱すると密着して固結する現象のこと。

ただ物事が活発なだけなら良いんだけど・・・。

ケモノが暴れ狂うとなると、悪いことが起きてしまいそうだね。
まとめ
「猖獗」は、悪がはびこり勢いを増すことなんですね。
「猖」は部首の「けものへん」に、「昌」です。
「けものへん」は犬の状態や獣、野生などに関する字に主に使われますよね。
「昌」は勢いがある、ハッキリしている、美しいという意味があります。
野生の動物が、勢いよく暴れ回っているイメージで覚えておきましょう!🧐
「獗」は部首の「けものへん」に、「厥」です。
「厥」は曲がる、のぼせる、その・それといった意味を持つとのこと。
のぼせるには思いあがるだけではなく、逆上するという意味もあるので、頭に血がのぼり、逆上して獣が暴れ回っているイメージで覚えてはいかがでしょうか?🧐
「欠」があるので、読み方はここから覚えてしまいましょう!
そこから、逆上して勢いよく暴れ回る悪をイメージして覚えてはいかがでしょうか?😡