「余瀝」の意味と読み方とは?ヒントは「しずく」

余瀝って、なんと読むのかな??

「余瀝」はね、「よれき」と読むんだよ。
余瀝の意味
器の底に残った酒や汁などのしずく。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
余瀝はここに注意
「瀝」は1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★★☆☆
「瀝」の読み書きが少し難しいため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「余瀝」の意味は、器の底に残った汁などのしずくのことなんだね。

なるほど、余っているんだ。

そう、でもそれほど多くはないんだよ。
「余瀝」の「余」は他に「余る・余す・ほか・われ」とも読みます。意味は、
- あまり。のこり。「余韻」など
- 他。それ以外。「余談」など
- われ。自分。「余輩」
となっています。本来は別の意味の2つの字を、この「余」にまとめたそうです。
「瀝」は他に「瀝る・瀝ぐ・しずく」とも読みます。意味は、
- しずく。「余瀝」など
- したたる。そそぐ。「滴瀝」など
- 液体をこす。汁をこしてしぼり出す。「披瀝」など
となっています。液体が出てきているみたいですね。
余ったしずくが滴り、器の底に残っているイメージで「余瀝」と覚えておきましょう!🧐
「余」の部首は「人」の「ひとやね」で、人の状態や行為などに関する字に主に使われます。
書くのはカンタンですね!
「瀝」は部首である「さんずい」に、「歷」となっています。
部首の「さんずい」は、水の状態などの水に関する字に主に使われますね。
「歷」は経過する、とびこえる、次々に、はっきりしているさまの意味を持つようです。
今回使われているのは、「歴」の旧字のようですね。
時間が経ち、水が次々と滴りしずくになったイメージで「瀝」を覚えてはいかがでしょうか?💧

お酒なども、余りは底の方にたまっているよね。

この言葉、どう使う?
- 余瀝すらも指につけてなめとるほど、飢えているようだ。
- 余瀝をすする。
- 余瀝に混ざって、別の物が付着しているようだ。
「余瀝」の類語
残ったしずく、という意味の言葉が似ていますね。
- 余滴・・・飲み残りの杯のしずくなど、残りのしずくのこと。また、何かをしたあとに残された副次的な事柄。
- 残滴・・・残りのしずくのこと。

本当に、少しだけなんだ。

しずくも全部飲み干す、というのはなかなか難しいよね。
まとめ
「余瀝」は、器の底に残った汁などのしずくのことなんですね。
余ったしずくが滴り、器の底に残っているイメージで覚えておきましょう!🧐
「余」の部首は「人」の「ひとやね」で、人の状態や行為などに関する字に主に使われますよ。
カンタンに書くことができますね。
「瀝」は部首の「さんずい」に、「歷」です。
部首の「さんずい」は、水に関する字に主に使われますね。
「歷」は経過する、とびこえる、次々に、はっきりしているさまの意味があります。
今回は、「歴」の旧字ですね。
時間が経ち、水が次々と滴りしずくになったイメージで覚えてはいかがでしょうか?💧