「鳩首」の意味と読み方とは?ヒントは「相談」

鳩首って、なんと読むのかな??

「鳩首」はね、「きゅうしゅ」と読むんだよ。
鳩首の意味
[名](スル)《「鳩」は集める意》人々が寄り集まって、額をつきあわせて相談すること。
出典 デジタル大辞泉(小学館)
鳩首はここに注意
「鳩」は準1級の漢字のため、間違えないように注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはそこまで難しくないため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「鳩首」の意味は、人々が集まり、額をつき合わせて相談することなんだね。

「鳩」って、ハトだったような・・・?

他に、集まるという意味もあるんだ!
「鳩首」の「鳩」は他に「く・はと・鳩める・鳩まる・鳩んずる」とも読みます。意味は、
- ハト。「鳩舎」など
- あつめる。あつまる。「鳩合」など
- やすんずる。やすらか。
となっています。ハト以外にも、意味があったんですね。
「首」は他に「くび・こうべ・かしら・首め・首す」とも読みます。意味は、
- くび。あたま。「頓首」など
- 上に立つ人。かしら。「首脳」など
- はじめ。先頭。「巻首」など
- 一番上の位。「主席」など
- 申す。「自首」
- 詩歌を数える語。「一首」
となっています。頭は一番上にありますから、上に立つ人の意味があってもおかしくないですよね。
ハトが集まっているように、人々が集まり頭をつきあわせて、何かしら申しているイメージで「鳩首」と覚えておきましょう!🕊️💬
「鳩」は部首である「鳥」に、「九」となっています。
部首の「鳥」は、鳥類の名称に関する字に主に使われますね。
「九」は数やたくさんという意味がありますが、「鳩」に使われているのは多くの数が集まったからかも知れません。
ハトは「クック」と鳴くことから、「九」と「鳥」が使われていると言われていますよ。🕊️
「首」は髪と目が強調された象形から成り立った、という話があります。🧐

ハトも、集合しているのを見かけるよね。

この言葉、どう使う?
- 部屋に戻ると、何やら鳩首しているところだった。
「鳩首」の類語
相談する、という意味の言葉が似ていますね。
- 談合・・・話し合うこと。相談すること。
- 協議・・・集まって相談すること。
- 合議・・・2人以上の者が、集まって相談すること。
同じ読み方の熟語👀
- 旧主・・・ 前代の君主。また、 昔仕えた主人。
- 球趣・・・野球の試合のおもしろみ。
- 給主・・・古代、年給を賜った人。
- 球種・・・野球で、投手が投げる球の種類。
「鳩首」の熟語・ことわざ・慣用句
- 鳩首凝議・・・人々が集まったり、額を合わせて熱心に相談すること。

「九」が使われていると考えると、結構な人数が集まっているのかな・・・。

色んな意見が出そうだね。
まとめ
「鳩首」は人々が集まり、額をつき合わせて相談することなんですね。
ハトが集まっているように、人々が集まり頭をつきあわせて、何かしら申しているイメージで覚えておきましょう!🕊️💬
「鳩」は部首の「鳥」に、「九」です。
部首の「鳥」は、鳥類の名称に関する字に主に使われますよ。
「九」は数やたくさんという意味がありますが、「鳩」に使われているのは多くの数が集まったからかも知れませんね。
ハトは「クック」と鳴くことから、「九」と「鳥」が使われているとのこと。🕊️
「首」は、髪と目が強調された象形から成り立ったという話がありますよ。🧐