「白眉」の意味と読み方とは?ヒントは「優れる」

白眉って、なんと読むのかな??

「白眉」はね、「はくび」と読むんだよ。
白眉の意味
1 白いまゆ毛。
2 《蜀 (しょく) の馬氏の五人兄弟はみな秀才であったが、まゆに白毛のある馬良が最もすぐれていたという、「蜀志」馬良伝の故事から》多数あるもののうち、最もすぐれているものや人のたとえ。「印象派絵画の—」
出典 デジタル大辞泉(小学館)
白眉はここに注意
例えから来ている点に、注意しましょう!
言葉の難しさ・・・★★☆☆☆
読み書きはカンタンなため。
すぐ忘れてしまいそう?それなら・・・

つまり「白眉」の意味は、白い眉のことであり、多数のうちの最も優れている物や人のたとえなんだね。

単純に白い眉毛ってわけじゃないんだ。

数人のうち、眉に白い毛がある人が最も優れていた、という話から来ているみたいだね。
「白眉」の「白」は他に「びゃく・しろ・しら・白い・白らか・白す・せりふ」とも読みます。意味は、
- 白い。「白羽」など
- きよい。汚れていない。「潔白」など
- あかるい。はっきりしている。「明白」など
- ありのまま言う。もうす。「白状」など
- さかずき。「挙白」など
- せりふ「科白」
となっています。真っ白は、汚れておらず綺麗なイメージがありますよね。
「眉」は他に「み・まゆ・ふち・眉り」とも読みます。意味は、
- まゆ。まゆげ。「焦眉」など
- へり。ふち。
- としより。「眉寿」
となっています。僕たちの目の上にありますよね。
そのまま、白い眉毛で「白眉」と覚えておきましょう!
5人兄弟のうち、眉に白い毛がある人が一番優れていたという話から来ているそうですよ。🧐
「白」は、頭蓋骨や日光、どんぐりの実を描いたものから成り立っているそうです。
「眉」の部首は、「目」となっていますよ。
目の上に毛がある象形から、眉を意味してこの漢字が成り立ちました。

一番、頑張っていたのかも知れないね。

この言葉、どう使う?
- このセリフこそが、物語の中の白眉になるだろう。
- 最も人気のある学校編が、彼の描写の中でも白眉とされている。
- 彼女の作品の中でも、白眉と言えよう。
「白眉」の類語
多くの中で特に優れている、という意味の言葉が似ていますね。
- 傑出・・・多くの中で、ずばぬけて優れていること。
- 出色・・・他より目立ち、優れていること。
- 屈指・・・多くの中で、特に数え上げるに値するほどすぐれていること。
「白眉」の対義語
「白眉」は多くの中で特に優れていることなのに対して、こちらは劣っていることになります。
- 劣等・・・等級などが水準より劣っていること。
同じ読み方の熟語👀
- 伯備・・・伯耆国と備前・備中・備後の諸国。
「白眉」の熟語・ことわざ・慣用句
- 白眉最良・・・多くの中で、一番優れていること。
- 馬良白眉・・・たくさんのものの中で、一番優れていること。

眉に白い毛があるからって、そんなに・・・。

白い毛=苦労していそうというイメージがあるからね、それ位頑張っていたのかも・・・。
まとめ
「白眉」は白い眉のことであり、多数のうちの最も優れている物や人のたとえなんですね。
5人兄弟のうち、眉に白い毛がある人が一番優れていたという話から来ているそうです。🧐
「白」は頭蓋骨や日光、どんぐりの実を描いたものから成り立っているとのこと。
「眉」の部首は、「目」となっています。
目の上に毛がある象形で、眉を意味して成り立ちました。